在宅歴27年の私から在宅仕事のコツをお伝えします

2020/05/07
内藤 みか

自粛期間が延長になり、在宅ワークを続ける人も多いのではないかと思います。家で仕事をすると気が散ってしまいなかなか集中できないという悩みも聞こえてきます。フリーライターとして在宅仕事歴27年の私より自宅で集中するコツをお伝えします。

在宅仕事3種の神器

私の場合、原稿書きが仕事です。原稿は集中しないと書けません。自分が伝えたいことを言葉に変換するために、神経を研ぎ澄ませる必要があるからです。締め切り間際の私の集中テクは、バロック音楽、ヒノキの香り、それから大好きなお茶です。

バロック音楽は、集中に適していると言われていますし、ヒノキの香りを嗅ぐと安らぎとともに気持ちの冴えを感じる気がします。そしてハーブティーなど好きなお茶をデスクに置けば落ち着きます。これを駆使すると良い原稿が書ける、そんな、おまじないのような習慣を持つことで、机に向かい続けられてきました。

離れているからこそ丁寧に

メールで原稿が依頼が届き、一度も顔を見ないままメールで原稿を送信するということも何度もあります。原稿仕事はビデオ通話よりメールのほうが多い印象です。直接対面していない相手だからこそ、あまりくだけ図、普段よりも丁寧な言葉づかいで、だけど言いたいことは率直に伝えることを心がけています。

サブモニターは必須アイテム

『DIME』2020年6月号には、テレワークが特集されています。そこでは2画面で仕事をする光景が紹介されていますが、私もまさにそれで、ノートPCとiPadが横並びに置かれています。片方でビデオ会議をしながら片方でメモを入力することもありますし、PCで原稿を書きながらサブモニターで資料を表示するなど様々な使いかたができる自宅仕事のお助けアイテムです。

リビングでの仕事は単純作業を

また、子どもが家にいると、どうしてもその相手をしながらリビングで仕事をせざるをえないこともあります。そんな時はiPadのみをリビングのテーブルに置き、資料画像収集など、簡単な作業を行います。ケアレスミスが怖いので、複雑で大切な業務は行わないようにしています。

 

慣れるまではなかなか気持ちを落ち着かせることが難しいかもしれません。そんな時は「今から30分これをやろう」「今日は午前中はこれをやろう」などと時間をできるだけ小分けにして、短時間ずつ集中して仕事を片付けるようにすると、少しずつでも仕事が前進している手応えを得られるので励みになるはずです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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