このたび、ジャパンネット銀行はミレニアル世代や、その親世代を対象とした「仕事・働き方」に関する意識・実態をアンケートで調査。若者の働き方やお金についての意識が明らかとなりました。
ミレニアル世代とは
ミレニアル世代とは2000年以降に成人・あるいは社会人になる世代のこと。日本では、18~25歳の年齢を指して使用されることが多い言葉です。
ミレニアル世代の「キャリア」に対する意識
まずミレニアル世代および親世代に「いろいろな会社で経験を積む」と「1つの会社で長く働く」では、どちらが自分の目指す働き方なのかを質問。その結果、「いろいろな会社で経験を積む」と答えた割合は、親世代が25%、ミレニアル世代では40%と、15%もの差がありました。
ひとつの仕事にこだわらず、自分にあわせた働き方を選んでいくのがミレニアル世代の特徴のようです。また、「起業経験がある、または今後起業したいと思っている」人の割合は、ミレニアル世代で22%と親世代の14%を上回り、「起業」についての意識も高い傾向にあるようです。
ミレニアル世代の「副業」に対する意識
続いて、「副業」に対する意識を調査。それぞれの世代に、「副業」について質問すると、ミレニアル世代では「した・してみたい」が70%、親世代では57%という結果に。両世代ともに50%を超え、社会全体で副業への関心は高く、なおかつミレニアル世代では割合が高いという結果が出ました。
近年は、職業を1つに限定せず複数の仕事をこなす「スラッシュキャリア」(SNSなどで、複数の肩書を「/(スラッシュ)」でつないで表す様子からこう呼ばれる)という働き方が注目されていますが、ミレニアル世代こそが、このスラッシュキャリアを実践する世代のようです。
ミレニアル世代の「お金」に対する意識
次に「お金」に関するテーマについても調査。「本業1本で収入を得るよりも複数の収入源を持ちたいと思う」という問いにはミレニアル世代の69%、親世代の60%がYESと回答。「本業1本よりも複数の仕事を掛け持ちしたほうが稼ぎやすいと思う」という問いにはミレニアル世代71%、親世代61%がYESと答えました。
ここでも、ミレニアル世代は「スラッシュキャリア」志向が高いことが明らかに。そしてミレニアル世代の約6割が、「仕事において収入よりも重視していることがある」と回答。具体的には、「好きな仕事ができるか」、「残業が少ないか」、「人間関係が良好か」といった答えが多くみられました。
以上の事からミレニアル世代の特徴として、起業・副業に対する関心が高く、働き方に対する考えが多様化していることが分かりました。今後は「スラッシュキャリア」で新しい働き方をする人が増えていくのかもしれません。
今回調査を行った株式会社ジャパンネット銀行は若い世代を応援する会社。専用アプリでスマホ取引ができたり、個人の口座と分けて専用の口座を作れるので、副業の収支管理がスムーズにできたりと、まさにミレニアル世代に役立つサービスを実施しています。