そうなの!?意外と知らない結婚披露宴のあれこれ!・・新郎新婦より●●がメイン!?

2016/06/06
放送作家 村城大輔

憧れのウェディングドレスを着て、大切な人と愛を誓う結婚式。沢山の人に祝福されて幸せな時間を過ごす披露宴。

絶対に失敗できないイベントの一つではありますが、ほとんどの方が人生で一度しか経験しないもの。

それゆえ、何かにつけて分からないことだらけ。


そこで、都内で結婚披露宴の司会業をしているSさんに、結婚披露宴の準備にまつわるお話をお聞きし、「えー!そうなの!?」と思ったことをまとめてみました。

プランナーは、結婚披露宴当日はいない!

驚く方もいると思いますが、プランナーは結婚披露宴にいないことが多いそうなんです。

実際、「プランナーさんが本番、来てくれなかった…」とのクレームが入ることもあるそうですが、分業制の式場において、プランナーの仕事は、あくまでプランニング。


多忙なプランナーの場合、式当日に別のお客さんの打ち合わせが入っていることも少なくないそうです。

では、本番当日、誰が披露宴を取り仕切るのか?それは次の項目で・・・

当日、結婚披露宴を取り仕切るのは司会者!

当日、結婚披露宴を取り仕切るのは、何を隠そう司会者なんだそう。

新郎新婦と直接、進行に関わる打ち合わせをするのは、多くの場合、プランナーと司会者のみ。

となると、当日出席するスタッフで、新郎新婦の要望や想いを細部まで把握しているのは、司会者だけ。


そのため、本番前に、音響や料理配膳など本番の動きを確認するミーティングは司会者が中心となって行われるそうなんです。

台本を作るのは司会者!

誰が台本を作るなんて、気にしたこともない人が多いかもしれませんが、職業柄(放送作家なので)気になってしまったので聞いてみました。


答えは、多くの場合、司会者が細かいところまで台本を書いているそうです。


ちなみに、ベテランになると台本を作らず、アドリブでこなす方もいるとのこと。

ということは、司会者にやりたいことをきちんと伝えるのが、成功の近道のようです。

司会者と打ち合わせできるチャンスは1、2回しかない!

ここまでで、司会者との打ち合わせの重要性はお分かり頂けたと思いますが、ここで衝撃の事実。

プランナーさんとの打ち合わせは何度もありますが、司会者さんとの打ち合わせは1~2回しかないそうなんです。


限られた時間の中でいかに想いを伝えられるか、そのコツは書くと長くなるのでまたの機会に。

とにかく、やりたいことを明確にしてから司会者との打ち合わせに臨むことが大事なようです。


ここまで独断と偏見で司会者の方に聞いて驚いたことを挙げましたが、どうやら結婚披露宴は準備がものを言うイベントのようです。…式当日は司会がとても重要だということも。

楽しく充実した内容にするため、そして2人の輝かしい未来のため、張り切って準備しましょう!


< 取材・文 / 放送作家 村城大輔 >

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放送作家 村城大輔

放送作家。 「王様のブランチ」、「ひるおび」、「白熱ライブ ビビット」等。

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