【SLSテイクオーバー2026テンピ】織田夢海が2年ぶり優勝!女子は日本勢が表彰台独占、男子はブレイデン・ホーバンが制し根附海龍は3位

2026/08/31
放送作家 小嶋勝美
 
 
 
 
 
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8月29日(現地時間)、アリゾナ州テンピのマレット・アリーナで開催された世界最高峰のスケートボードコンテスト、ストリートリーグ(Street League Skateboarding以下SLS)テイクオーバー大会で織田夢海(19歳)が優勝。
織田は2024年8月31日に行われたSLS APEX大会以来2年ぶりの優勝となった。
2位に伊藤美優(19歳)、3位に吉沢恋(16歳)が入り、日本勢が表彰台を独占。
4位には赤間凛音(17歳)が続いた。

 
 
 
 
 
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男子は今大会の特徴的なセクションを攻略した、アメリカのブレイデン・ホーバン(25歳)が優勝し、自身通算2度目のSLS優勝トロフィーを獲得。
2位はブラジルのフィリペ・モタ(19歳)、3位には根附海龍(23歳)が表彰台入りを果たした。

SLSは2010年、アリゾナ州グレンデールで第1回大会が開催され、この時はナイジャ・ヒューストンが制している。
今大会、ナイジャの結果は6位だったが、SLS黎明期からトップを走り続け、当時のライバルたちが第一線を退く中、16年の時を経て31歳となったレジェンドの滑りに会場は熱気に包まれた。

SLSは人気、実力ともに世界中から選ばれたトッププロのみが出場できる、世界最高峰の大会。年間を通してアリーナ大会とテイクオーバーイベントが開催され、今大会は今季4戦目にあたる。
SLSポイントランキング上位の選手は、最終戦となる12月のスーパークラウンへの出場権を手にすることができる。

【SLSテイクオーバーのルール】

 
 
 
 
 
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●SLSテイクオーバーイベントは、コース内の自由な場所で1発技を行うシングルトリック(五輪でいうところのベストトリック)を7本行い、上位3本の合計得点で順位が争われる(1トライにつき10点満点で採点)。
合計得点が同点の場合は、点数が高いトリックを決めた方が上位になる。

●判定は3人の審査員によって行われ、10点満点方式で採点。
※9点台のトリックはナインクラブと呼ばれ、称賛される。

●男子はワイルドカード枠が2つ用意されており、ワイルドカードジャムで勝ち上がった2人が決勝に出場できる。
12人が4人ずつ3グループに分かれて行われ、1グループ2分30秒間順番にトリックを行う。
各グループの1位と、ジャッジが選出した1人の合計4人がラウンド2へと進む。
ラウンド2は、ラウンド1を首位で通過した選手が対戦相手を選び、1対1で戦うタイマン形式(トリックを3トライ)。
残った2人もタイマン形式で競い、最終的に勝ち上がった2人が本戦への出場権を手にする。

●今後は10月3日にフランス・パリでアリーナ大会、11月14日に日本の有明でアリーナ大会、12月12日から13日にブラジルのサンパウロでスーパークラウンが予定されている。
※8月30日時点での情報、特にスーパークラウンの日程は度々変わっているので要注意。

SLSテイクオーバー2026テンピ大会の映像(ワイルドカードジャムは無料配信、決勝はプレミアム会員のみ)

https://rumble.com/v7ee6ag-sls-tempe-takeover-watch-live-august-29-2026-.html

【今回もタンパアマ王者が制した/ワイルドカードジャム】

 
 
 
 
 
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男子のみ設けられているワイルドカードジャムは、アメリカのタイソン・バワーバンク(31歳)とアリゾナ州フェニックス出身のレーザー・クロフォード(20歳)が勝ち上がり、SLSテイクオーバー本戦出場の切符を手にした。

レーザー・クロフォードは世界的なアマチュアスケーターの登竜門となるTAMPA AM(タンパアマ)2023大会の優勝者。
ちなみに前回のテイクオーバーリオデジャネイロ大会ワイルドカードジャム勝者のアブナー・ピエトロもタンパアマ2025大会の優勝者である。

【日本勢による乱打戦/女子決勝】

 
 
 
 
 
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女子決勝。
日本からは吉沢恋、赤間凛音、伊藤美優、織田夢海がエントリー。
他には地元テンピ出身のペイジ・ハイン、昨年行われたセレクトシリーズを勝ち上がったブラジルのマリア・ルシアの6人で争われた。

以下、上位3人のトリックを紹介。
※()内は合計得点。

[1本目]
伊藤
ギャップtoレッジで、バックサイド5-0グラインドをメイクし5.2点。
吉沢
ギャップtoレッジで、バックサイドスミスグラインドをメイクし6.5点。
織田
ギャップ越えのキックフリップをメイクし6.6点。

[2本目]
伊藤
ギャップ越えのキックフリップを狙ったが失敗(5.2)。
吉沢
ハバレッジで、バックサイドテールスライド ショービットアウトを狙ったがミス(6.5)。
織田
ハバレッジで、キックフリップ バックサイド50-50グラインドをメイクし6.2点(12.8)。

[3本目]
暫定6位、伊藤
ギャップ越えのキックフリップをメイクし6.7点(11.9)暫定2位につける。
暫定6位、吉沢
ハバレッジで、バックサイドテールスライドをメイクし5.2点(11.7)暫定3位に。
暫定2位、織田
ハバレッジで、キックフリップ バックサイド5-0グラインドを狙うが失敗(12.8)。

[4本目]
暫定4位、伊藤
キンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドをミス(11.9)。
暫定5位、吉沢
こちらもキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドを狙ったがミス(11.7)。
暫定3位、織田
ふたたびハバレッジで、キックフリップ バックサイド5-0グラインドを狙うが失敗(12.8)。

 
 
 
 
 
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[5本目]
暫定4位、伊藤
ふたたびキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドを狙うがミス(11.9)。
暫定5位、吉沢
キンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドをメイクし6.7点(18.4)暫定首位に浮上。
暫定4位、織田
三たびハバレッジで、キックフリップ バックサイド5-0グラインドを狙うが失敗(12.8)。

[6本目]
暫定5位、伊藤
三たびキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドを狙うがミス(11.9)。
暫定首位、吉沢
キンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドから270ショービットアウトを狙うがミス(18.4)。
暫定5位、織田
ここでキックフリップ バックサイド5-0グラインドをハバで決めて6.5点(19.3)。
暫定2位の吉沢を0.9点上回り、首位に立つ。

 
 
 
 
 
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[7本目]
暫定6位、伊藤
ここでバックサイドノーズスライドをキンクハバで決めきり6.8点(18.7)。
最下位から一気に2位に浮上。

暫定3位、吉沢
ふたたびキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドから270ショービットアウトを狙うが失敗(18.4)。
織田のラストトライ
ギャップ越えのノーリーキックフリップは失敗に終わったが、6本目までの得点で優勝が確定。見事2年ぶりとなるSLS優勝トロフィーを手にした。

【難セクションを制したのは/男子決勝】

 
 
 
 
 
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男子決勝。
日本からは根附海龍がエントリー。
ワイルドカードジャムを勝ち上がった、アメリカのタイソン・バワーバンクとアリゾナ州フェニックス出身のレーザー・クロフォード、ブラジルのフィリペ・モタとカナダのマット・バージャー。
アメリカからナイジャ・ヒューストン、ブレイデン・ホーバン、ジェイク・イラーディ。
そして開催地のアリゾナ州テンピに近い、スコッツデール出身のジャガー・イートンと、チャンドラー出身のダショーン・ジョーダンが出場。

以下、上位3人のトリックを紹介。
※()内は合計得点。

[1本目]
根附
ダブルセットのステアをバックサイドヒールフリップで飛び越えて8.7点。
ブレイデン・ホーバン
ギャップtoハバで、バックサイドノーズブラントスライドをミス。
フィリペ・モタ
キンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙うがミス。

 
 
 
 
 
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[2本目]
根附
ダブルセットのステアで、バックサイドレイトビッグスピンを狙ったがミス(8.7)。
ブレイデン・ホーバン
ギャップtoハバで、バックサイドノーズブラントスライドをメイクし8.8点(8.8)。
フィリペ・モタ
キンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトをメイクし8.9点(8.9)。

[3本目]
暫定4位、根附
ダブルセットのステアで、バックサイドレイトビッグスピンをメイクし、この日最初のナインクラブとなる9.2点を獲得して暫定首位に(17.9)。
暫定4位、ブレイデン・ホーバン
ギャップtoハバで、キックフリップ バックサイドKグラインドをメイクし8.8点(17.6)暫定2位につける。
暫定4位、フィリペ・モタ
ギャップtoハバで、ヒールフリップ バックサイドテールスライドをミス(8.9)。

[4本目]
暫定2位、根附
ギャップ越えのビッグスピンフリップをメイクし7.8点(25.7)暫定首位に立つ。
暫定3位、ブレイデン・ホーバン
ギャップtoハバで、キックフリップ フロントサイドノーズグラインドをメイクし9.0点(26.6)ここで暫定トップに立つ。
暫定4位、フィリペ・モタ
ふたたびギャップtoハバで、ヒールフリップ バックサイドテールスライドを狙うがミス(8.9)。

[5本目]
暫定2位、根附
キンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙ったがミス(25.7)。
暫定首位、ブレイデン・ホーバン
ギャップtoハバで、キックフリップ バックサイドノーズブラントスライドを狙ったがミス(26.6)。
暫定5位、フィリペ・モタ
ギャップtoハバで、ヒールフリップ バックサイドテールスライドを決めて9.3点(18.2)暫定4位に浮上。

 
 
 
 
 
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[6本目]
暫定2位、根附
ふたたびキンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙ったがミス(25.7)。
暫定首位、ブレイデン・ホーバン
ギャップtoハバで、キックフリップ バックサイドノーズブラントスライドをメイクし、この日最高得点となる9.5点(27.3)。
暫定4位、フィリペ・モタ
ギャップtoハバで、バックサイドノーズブラントスライドをメイクし8.8点(27.0)暫定2位につける。

[7本目]
※ラストは順番が下位の選手からに変わる。
暫定3位、根附
最後もキンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙ったが失敗に終わる(25.7)。
暫定2位、フィリペ・モタ
ギャップtoハバでのトリックをミス(27.0)。

ブレイデン・ホーバンのウイニングラン
ギャップtoハバで、キックフリップからのトリックをミス(27.3)。

 
 
 
 
 
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今大会の難コースを攻略したブレイデン・ホーバンが見事優勝。
唯一、ダブルセットのステアを攻略した根附海龍が、3位で表彰台入り。
SLS最多優勝を誇るナイジャ・ヒューストンや、パリオリンピック銀メダリストのジャガー・イートンは今回のコースに苦戦し、表彰台入りを逃した。

【テイクオーバー2026テンピ女子リザルト】

 
 
 
 
 
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1位 織田 夢海(日本)–19.3
2位 伊藤 美優(日本)–18.7
3位 吉沢 恋(日本)–18.4
4位 赤間 凛音(日本)–17.2
5位 マリア・ルシア(ブラジル)–15.0
6位 ペイジ・ハイン(アメリカ)–14.6

【テイクオーバー2026テンピ男子リザルト】

 
 
 
 
 
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1位 ブレイデン・ホーバン(アメリカ)–27.3
2位 フィリペ・モタ(ブラジル)–27.0
3位 根附 海龍(日本)–25.7
4位 レーザー・クロフォード(アメリカ)–23.6
5位 ジャガー・イートン(アメリカ)–17.0
6位 ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)–16.7
7位 タイソン・バワーバンク(アメリカ)–8.6
8位 マット・バージャー(カナダ)–8.4
9位 ジェイク・イラーディ(アメリカ)–8.2
10位 ダショーン・ジョーダン(アメリカ)–0

文 小嶋勝美
スケートボード放送作家のスケーター

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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