”ウェルビー”な休みかた お家を心地よくするための秘訣

2022/05/12
内藤 みか

ここ数年「ウェルビー」という言葉をちらほら耳にするようになりました。ウェルビーとは、肉体的・精神的・社会的のどれもが満たされている状態のことです。では室内でよりウェルビー的に休息するためには、どのような工夫が必要でしょうか。

休みの日はがんばらない

休日を無駄にしたくないとばかりに、頑張って動き回る人がいます。都心のイベントに出かけたり、郊外の自然に向かったりと、充実した時間をアクティブに過ごすタイプです。そういう人は休日を楽しみ、満喫するための手段を外に求めがちです。

日本人は今まで頑張って働き、そして頑張って休むというパターンの人が多かったはずです。休日も楽しそうなところに出かけて、頑張って遊んだり楽しんできたと思います。けれど、実は自宅でもエネルギーチャージできるのではないか、と気づき始めている人が出ています。

はるばるイベントに出かけなくても、自宅で楽しく過ごせるかもしれないし、わざわざ自然がある場所に行かなくても、部屋の中に緑や花を飾れば、そこから自然を感じることはできるのです。無理せず過ごすということを、ここ2年で日本人はマスターしつつあるのではないでしょうか。

より心地良い休みとは

『MORE』2022年6月号には「わたしを、もっと心地よく。”ウェルビー”な休みかた」という記事があり、心と体を休めるためのアイデアがたくさん紹介されています。そのなかの「センスのいい人の、休み方」は、モデルやインフルエンサーの愛用品を知ることができて、参考になります。

フード&テーブルコーディネーターの赤埴奈津子さんはハーブティーを数種類揃え、気分や体調で使い分けていました。筆者もハーブティーを臨機応変に用いていますが、頭をスッキリしたい時はミント系ですし、安らぎたい時は花の香りがするものを好んでいます。ハーブにはたくさんの種類があるので、いろいろ試して自分に合うものを探すのも楽しみのひとつになるのです。

音や視覚も大切

また、モデルの武居詩織さんは、アナログのレコードプレイヤーの音と、室内にいくつも置いた観葉植物で癒しの空間を演出していました。自分が大好きなものに囲まれ、落ち着いた時間を過ごすことは、良いリフレッシュになりそうです。

リモートワークなどで自宅で過ごす時間が長くなると、たくさんのモノで部屋も溢れがちですが、たとえばソファとテーブルにはモノを置かない、など、モノがない空間ができるようにマイルールを作っておけば、ほっとできる場所を作ることができるはず。家の中や部屋の中の癒しスポットでしっかりチャージしておきましょう。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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