「心を解放して音楽を楽しんでほしい」 ハラミちゃんが小学校の特別授業に登場!

2025/11/14
マガジンサミット編集部

ポップピアニストのハラミちゃんが、11月13日(木)に東京都目黒区立菅刈小学校で開催された「こどもスマイルムーブメント」の特別授業に、アンバサダーとして登壇。

東京都では、「チルドレンファースト」の社会の実現に向けて、子供を大切にする気運を一層高めるため、企業・NPO・学校・区市町村など幅広い主体と連携しながら、官民が一体となって、子供の笑顔につながるさまざまなアクションを展開する「こどもスマイルムーブメント」を推進している。

今回は、この取組の一環として、本ムーブメントのアンバサダーであるハラミちゃんによる特別授業を同小学校で開催。特別授業では、子供たちに向けて、「音楽でつながる心 ~自由に表現する楽しさを知ろう~」をテーマに、講演が行われたほか、ハラミちゃんならではのピアノ演奏を取り入れたリズムゲームなどが行われた。

子供たちの前に登場したハラミちゃんは運動会でお馴染みの「天国と地獄」を演奏し、そのリズミカルな曲調に合わせて子供たちは楽しそうに手拍子を合わせ、演奏が終わると拍手へと変わっていった。

次に、「音楽でつながる心」をテーマとした講演にて、MCより小学生の頃の夢を聞かれたハラミちゃんは「クラシックの曲を習いながら、学校では体育館のピアノでJ-POPやジブリの曲を弾いていました。それを聴いた友達が喜んでくれて、『みんなを笑顔にできるピアニストになりたい』と思うようになりました。卒業アルバムにも『将来の夢:ピアニスト』と書いていました」と、小学生時代を振り返った。

挫折した経験はありますか?と問われると「あります。ピアノ教室に行きたくないなというときもあって、でも教室のお菓子がおいしかったからお菓子を食べたくて通ってました」と言い、つづけて「音楽大学に進学したとき、周りのレベルの高さに落ち込み、ピアニストの夢を一度諦めました。その後は、スマートフォンアプリを開発する会社に就職して、実は6年前まではサラリーマンとして働いていました。でも、会社の先輩から『ピアノの動画をYouTubeに上げてみない?』」と声をかけられ、活動を始めたのが今につながっています」と回答。

講演の終盤、ハラミちゃんが子供たちに将来の夢を聞くと「フェンシングの日本代表」「保育士」「ピアニスト」「サッカーの日本代表」など、さまざまな夢が子供の口から飛び出してきた。

そして、子供たちへのメッセージとして、ハラミちゃんは「将来の夢がある子も、まだ見つかっていない子も、どちらも正解です。夢に向かって歩く途中で『もうダメかも』と思うことがあっても、あきらめないでください。道をそれても、寄り道をしても、また夢にたどり着けることがあります。出会いや環境が、もう一度夢をつなげてくれることもあります。だから、どんな道でも大切に歩んでほしいです」と、自身の体験を踏まえたメッセージを伝えた。

講演後に行われたリズムゲームでは、ハラミちゃんのピアノ演奏に合わせ、子供たちが体を動かす形式でゲームが進行。テンポの速い曲やゆったりとした曲が次々に演奏され、音楽のリズムに合わせて子供たちは笑顔で体を動かし、音と体の一体感を楽しむひとときとなった。

その後は、子供からハラミちゃんへの質問タイムや、目黒区立菅刈小学校の愛唱歌「菅刈フォーエバー 未来へ」をハラミちゃんによる伴奏での合唱が実施された。

閉会の挨拶にて、ハラミちゃんは「音楽は特に自然と楽しめるものだと思います。楽器を触れる機会もあると思いますが、心を解放して思いきり楽しんでほしいです」と語り、子供たちへのメッセージでイベントを締めた。

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