みなみかわが賞レース出場資格のないピン芸人について持論「意外とみんな見てない」【トイズハート放送局】

2023/03/01
マガジンサミット編集部

お笑い芸人・みなみかわと月森ねねがパーソナリティーを務め、毎週土曜深夜2時半からラジオ関西で放送されている「トイズハート放送局」。2月25日の放送では、みなみかわが今月から始まった「THE SECOND~漫才トーナメント~」について持論を展開した。

[https://youtu.be/2qiWnN2lMT0]

結成16年以上の漫才師たちがしのぎを削る、今年から始まった新たなお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」。実力や才能はあっても出場できる賞レースがないため、ブレイクのきっかけが見出せない…そんな漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしいという願いを込めて、フジテレビが立ち上げた大会で、5月に行われる決勝トーナメントは全国ネットでゴールデンタイムに生放送される。

みなみかわは「即席ユニットでの出場は不可」というルール上、出場できる人は限られてくると言い、「僕ら(ピーマンズスタンダード)が解散していなかったら出られていたかもしれない」「僕は出場できるんだったらもちろん出ていますけど、出場できませんからね」と語る。

さらに、「(出場資格が)16年以上となると、芸歴もあるから悪い言い方をすると擦れている部分があるから、そこがどう映るのか」と指摘。自身のことを「(R-1にも出られないし)賞レースとは無縁な人間になってしまった」と言い、芸歴のあるピン芸人について語り始めた。

「コンビを10年以上やっていて解散した人は、覚悟を持って芸人をやらないといけない。世に出て行く術はだいたい賞レースを考えるわけやけど、もうないから。どうやって世に出ていけばいいのか。だから、何でもありの戦いになってくる。俺なんてルールないから、事務所の悪口言おうが、殴られて痛くないって言おうが、どんなことでも許される世界やから、“THE 何でもあり”でいくしかないですよね」と、参加できる賞レースがないからこそ今のスタイルになったと強調した。

また、「M-1」「キングオブコント」「R-1」「THE W」など全国放送される賞レースを挙げ、「M-1は規格外になっている。風物詩やし、毎年新陳代謝もあって、すごいやんか。涙もありながら見られる」とした上で、「結局はM-1」と言う。

月森に各大会の優勝者を3人ずつ挙げさせるも、M-1以外の大会はなかなか名前が出てこない。それを見たみなみかわは「そういうものなんですよ。意外とみんな見てない。でも、芸人の中にいると気付かないんですよ。だから、コンビ10年以上で解散したピン芸人たちは(賞レース出場資格を失った後は)、それを認識してネタを作らないといけないなというのが、私の持論です」と言い切った。

月森から「ネットニュースで『みなみかわがこんなこと言っていた』と書かれるのでは?」とツッコまれたが、みなみかわは「悪いこと言ってないもんね。全部が合っていると言わないけど、一理あるよね」と持論に対して自信を見せる。

<

そして、「第1回で優勝する人は大事。(大会の)方向性が決まるから。俺は正直めっちゃ見たい。M-1より楽しみかも。世代が近いから臨場感がある」と、「THE SECOND」に期待していた。

番組エンディングで、みなみかわは「たまにこの番組でお笑いの話をするけど、『何で俺、トイズハート放送局でお笑いを語ってるんやろうな』って気持ちになるんですよ。語るのはいいんやけど、トイズハートさんに申し訳ないなって」と照れくさそうに語っていた。

◇タイトル    :トイズハート放送局
◇放送日時    :毎週土曜日 26:30~27:00
◇チャンネル :ラジオ関西(AM558KHz/FM91.1MHz)
◇出演     :みなみかわ 月森ねね
◇HP       :https://jocr.jp/programsite/toysheartradio/
◇Youtube :https://youtu.be/2qiWnN2lMT0

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マガジンサミット編集部
この記事を書いた人

マガジンサミット編集部

編集部のTwitterアカウントはこちら 【マガサミ編集部Twitter】 編集部のYoutubeアカウントはこちら 【マガサミYoutube】

マガジンサミット編集部が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop