10月10日の「目の愛護デー」に都内で「VISION 100」記者発表会が行われました。これは、「眼を守る正しい知識」や「加齢性眼疾患の予防と対処」などの普及を通して「人生100年時代にあたり、眼(ビジョン)の健康と人生におけるビジョンを持ち続けよう」というコンセプトのもと立ち上げられたプロジェクトです。
同プロジェクトの広報大使に任命されたのは芸能界の大御所、和田アキ子さん。自身の大ヒット曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」が流れる中、大きな拍手に迎えられ登壇しました。
グレーのスーツに身を包んだアッコさんは、確かに遠目から見ても大きいと感じます。「広報大使に選んでいただいて光栄。さすがお目が高い」と、今回のプロジェクトにかけた挨拶で会場を湧かせたアッコさん。「私たちのようなシニアが元気にならないと、日本は元気にならない。誰もが体の不調を加齢のせいにしてしまう中、特に世間は眼への関心が薄いように感じる」と、あの鐘ではなく警鐘を鳴らしていました。
芸能界のトップを走り続けるアッコさんは、人一倍健康にも留意しており年に2度、人間ドッグで自身の健康をチェック。特に、眼は真っ先に考えるそうです。「テレビの仕事でカンペが見えなくなるのは死活問題」と話すアッコさん。以前、加齢黄斑変性を患い注射治療を受けたとテレビで話していましたね。
「楽」の文字で生涯現役宣言!
続いて、人生100年時代に向けた一文字を披露。アッコさんは大きく力強い「楽」という字を掲げました。「楽しく生きなきゃ損。音楽という言葉にも入っているから」と、したためた理由を語りました。
芸能界の大御所として多くの後輩(子分?)に背中を見せているアッコさんは「今の時代、男女も年齢も関係ない。私はいつまでもリーダーシップを持って現役でいたい。そのために、これからも色々なことを教えてもらいたいし身に付けていきたい」と宣言。また、昨今の世の中については「本心をなかなか言えない。目、口、耳を生かしている人が少ないのではないか。後輩などに目を見て話せとよく言うけれど、目には人柄が全部出る」と、「アッコにおまかせ!」で見せるような一喝も披露しました。
また、同イベントを主催したノバルティスファーマ株式会社の網場一成社長は今回の人選について「和田アキ子さんのパワフルなエネルギーと人柄に共感した。これからも、100歳になるまで見える喜びを感じてもらえるメッセージを発信していきたい」と話していました。