今、ママたちから“頑張りすぎなくても食育ができる”と注目されているミールキットがあります。それは、野菜宅配サービスのOisixが開発した「親子でつくるKit Oisix」シリーズ。タレントの小倉優子さんが開発監修しています。
その新メニューのお披露目発表会が、先日都内で開催され、小倉さんが「Oisixママサポーター」に就任。初仕事として新商品のプレゼンテーションと、親子で参加する料理教室を開催し、講師として料理づくりのコツを伝授するなど、文字通りママたちを“サポート”しました。
小倉さんの妥協をしないメニューに感心
「親子でつくるKit Oisix」は、料理を通して親子のコミュニケーションを図り、食育につながるミールキットとして、小倉優子さんが味や作り方の工程に至るまでアイディアを練り開発したものです。
Oisixでは小倉さんが昨年監修した「Kit Oisix」3商品の好評を受け、小倉さんに、さらなるサービスの共同開発やメニュー改良などに取り組んでもらいたいとし、新たに「Oisixママサポーター」としての任命書と専用エプロン、名刺が手渡されました。
メニュー開発にあたり、週3~4回ほど担当者とやり取りをし、自宅で6回は試作を繰り返すという小倉さん。その徹底的なママ目線と、商品づくりに妥協しない姿は社内でも評判で、オイシックスドット大地株式会社(※)の高島宏平社長は「ゆうこりんさんは、“まあまあ”売れていると、良い感想だけではなく悪い感想も聞かせてほしいと、なぜ“まあまあ”なのか分析し、まるで社員のように熱心に取り組んでくださる」と高く評価しています。
現在、2児の母親である小倉さんは、もともとOisixユーザーで、「手作りのものを子供たちに食べてほしいと思うときに、ほんとうに便利で有り難い。開発に関わった以上は、皆さまに喜んでもらいたい」と、本格的にメニュー開発に携われる喜びを語りました。
頑張りすぎなくても親子で楽しめる食育メニューを
「Kit Oisix」のミールキットは、Oisix独自の基準により厳選された有機・特別栽培野菜や肉・魚など使用し、必要な分だけの適量をユーザーに配達。主菜・副菜の2品が20分以内で作れ、5種類以上の野菜がたっぷり摂れるメニューを主に開発しています。
今回、開発された「手作りバターでチキンカレー」は“小倉優子流の声掛けポイント”や食育をテーマにしたクイズカードがついており、親子のコミュニケーションが取りやすいような工夫が満載。小倉優子監修の料理教室では、参加した親子さんと一緒に「手作りバターでチキンカレー」のコツなどを伝授しました。
手作りバターは生クリームと塩を専用容器に入れて5分ほどシェイクするだけ。ふっていると…液体だった生クリームが“ふわふわ”のバターになります!手作りバターを利用したチキンカレーは調理も手早く簡単。親子での初めてのクッキングにも最適です。カレー作りに挑戦していた女の子は「ゆうこりんに会えるって知らなかったの!ちょっとびっくりした」と話し、お料理は好き?と聞くと「大好き!」と答えてくれました。
さて、その気になるお味は…トマトとの酸味と甘味がちょうど良く(大人にとっては、カレーというよりもスパイシーなハヤシライスに近い)、辛いカレーが苦手な子供にはピッタリ。手作りバターがコクとまろやかさをプラスしています。
小倉優子さんが試作を繰り返したカレールーやお野菜、お肉が必用な分量だけ入っています!
まだ、子離れはできそうにありません(笑)
自身の子育てや、来月6歳の誕生日をむかえるお子さんについて聞かれると「あっという間に大きくなってしまいました。来年は小学生になるかと思うと、手を繋いで幼稚園に通えるのも今だけ。ものすごく淋しいです。ゆっくり成長してほしい」と、なかなか子離れが出来ない心境を語りました。
ちなみに忙しい時の息抜きは、お子さんが寝静まった後に飲むお酒だそうで「翌日がお休みならば、多いときでワインを1本くらい空けますママ友が夜に遊びに来てくれることもありますが、たいていは独りぼっちでです」と告白。お子さん以外に、どなたか食事をふるまう大人の“良い方”は?と記者から話を向けられると「ママ友にふるまったりしますが…仕事と子育てで、時間と気持ちに余裕がなくて…機会があればいいなとは思います」と話し「あるのかなぁ~」と苦笑い。
「お野菜が好きでない子供でも、一緒に作ると喜んで食べてもらえる。公園遊びなどしにくい梅雨の時期に、親子でのクッキングを楽しんでもらいたい」とアピールし、また「Oisixママサポーター」に就任したことで、「家事に育児に仕事にと、なにかと忙しいママたちの手助けになるようなメニューや、料理教室も定期的に続けてゆけたらいいなと思っています」と抱負を語りました。