「アメリカン・エキスプレス・アカデミー 10周年記念プログラム」が開催。約100名がリーダーシップを学ぶ

2019/04/03
マガジンサミット編集部

3月19日、「公益社団法人日本フィランソロピー協会」、「特定非営利活動法人エティック」、「アメリカン・エキスプレス財団」の3団体は合同で、「アメリカン・エキスプレス・アカデミー」10 周年記念プログラムを開催しました。

「アメリカン・エキスプレス・アカデミー」は、2008 年より世界 9か国で 展開される社会貢献プロジェクト。日本においてはNPO 等の公益非営利組織や社会起業家を対象に人材の育成を行っています。10年間にわたり毎年開催され、卒業生は 700 名以上にもなり、そのネットワークは日本中に広がっています。

10 周年を記念する今回のプログラムは、同アカデミーに参加した次世代リーダー100 人が、「地域資本」という視点から自らの役割を再認識すること、地域づくりの担い手としてリーダーシップを発揮する土台を築くこと、参加者たちのネットワークを構築することを目的として開催されました。

イベント登壇者

法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授 米倉 誠一郎 氏

茨城県つくば市 市長 五十嵐 立青(いがらし・たつお)氏

A0(エーゼロ)株式会社 代表取締役 牧 大介 氏

アメリカン・エキスプレス財団代表 兼 アメリカン・エキスプレスCSR担当上級副社長  ティモシー・マックリモン氏

NPO法人ケア・センターやわらぎ 代表理事 石川 治江 氏

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.  日本・アジア社長  清原 正治 氏

プログラム内容

今回のプログラムは米倉誠一郎氏による、「社会変革に向けたコミュニティ・キャピタルの可能性について」の講演からスタート。米倉氏は「このままでは日本は危ない、行政に任せるのではなく、様々な 団体、個人に備わる能力を活用し合いながら、社会課題を解決する時代であり、NPOの活躍が不可欠だ。」と、個人活動の重要性を語りました。

また、ティモシー・マックリモン氏は、リーダーシップの重要性を4つの観点から説き、茨城県つくば市の市長 五十嵐 立青氏からは、つくば市での様々な取り組み事例や今後の活動について紹介が行われました。

プログラム中盤からは、全国各地の好事例のケースシェアアリングとグループディスカッションが行われ、白熱した議論に。今後、参加者同士で連携をしていこうという動きも。

締め括りでは、清原 正治氏から、「組織の成長には『志』『技術』『力』が重要で、NPOは『志』が強く、『技術』と『力』が備えれば、今後大いに成長できる。」と、参加者を激励する言葉が送られました。

 

プログラム参加者からは「団体の中で個々に活動を頑張るだけではなく、団体の強みを活用してゆるく繋がっていくことが大事だと痛感しました。」との声が。参加者にとって学ぶことの多い有意義なプログラムとなりました。

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