「ウイルスバスター」のトレンドマイクロ創業者、スティーブ・チャンが花粉症改善プログラムを無償提供?!

2023/04/07
マガジンサミット編集部

「ウイルスバスター」などのセキュリティ製品で知られているトレンドマイクロ。その創業者であるスティーブ・チャン氏がMingyi (ミンイー) 財団法人を設立し、東洋医学を用いた花粉症緩和プログラムを無償提供している。

東洋医学を活用した花粉症対策には、食事療法、ツボ刺激療法、漢方薬などがあるが、このプログラムは東洋医学的なアプローチである「アジャストメント」という新たな手法を用いて、花粉症由来のアレルギー反応の緩和を目指しているとのこと。

アジャストメントとはいったい、どのようなプログラムなのか体験してみた。

やり方は至って簡単だ。プログラムのため開発された専用アプリケーションの入ったスマートフォンに指を3分間乗せるだけ。

担当者によると、アレルギー物質(花粉)に対して触れるとき、 経絡(けいらく、東洋医学ではつぼとつぼを結びつらねる道)が塞がれるため、 発疹・鼻水・目のかゆみ などが結果として引き起こされると考えられている。
「アジャストメント」により経路のつまりが解消され、アレルゲンに遭遇しても症状が起こりにくくなるとのこと。

薬の服用や医療行為ではないため、副作用もなく手軽にできるのが特徴。小さな子どもや年配の方まで参加可能だ。

詳しいメカニズムは研究段階のため、公表されなかったが、現在トレンドマイクロの社員を中心に検証を行なっており、症状が緩和されたケースも多くあるそうだ。

そもそもトレンドマイクロは、セキュリティソフトウェアを提供するサイバーセキュリティ企業。その創業者が一体なぜ花粉症緩和プログラムを始めたのか・・

スティーブ・チャン氏は、1988年に「ウイルスバスター」というセキュリティソフトウェアを開発し、日本でトレンドマイクロ社を設立。コンピュータセキュリティの分野での業績により、多くの賞や栄誉を受けており、世界的に有名な実業家の一人として知られているパイオニア的な存在だ。

現在もトレンドマイクロ社の名誉会長を務めており、日本で成功をおさめた経験から日本に恩返しをしたいと考えていたそうだ。自身も花粉症に悩んでいたことや日本の花粉症の深刻な現状からアレルギのー改善の研究をはじめ、東洋医学によるアプローチを取り入れたことにより自身の症状も軽減されたとのこと。

現在は、体験者のアンケート結果を元に随時アップデートを実施。将来的にはアプリ化し、無償提供することで誰でも体験できることを目指しているとのこと。

今後の新しい花粉緩和のアプローチになることを期待したい。

■花粉症改善プログラム
https://healingsourcectr.my.canva.site/healing-source-center

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