スマホで子供の成長記録を!より魅力的な子供の写真を撮るためには?

2018/12/13
マガジンサミット編集部

 皆さんにとって、手放せない存在でもあるスマートフォン。中でもこれに内蔵されているカメラ機能は日進月歩で進歩し、今では“これがスマホで!?”と驚くほどのクオリティのある写真を撮影することも、夢ではありません。そんな便利なスマートフォンのカメラ機能で、“子供の成長の様子を撮影したい”と思われるお父さん、お母さんも少なくないのではないでしょうか?

 そんなパパ、ママユーザーに向けた「子供のいい写真が撮れる」講座が、24日に東京で行われました。これはこども専門写真館のスタジオアリスが推し進めている、子育てママを応援するプロジェクト「ママのミカタプロジェクト」の一環として行われたもの。

「ママの一番の味方はパパ」というテーマのもと、今回は家族から「パパ、スゴイ!」と言われるためのさまざまなテクニックが学べる講座「スゴパパ工場」との強力タッグによる第2弾企画として行われました。講座名はズバリ『スゴパパ工場×スタジオアリス第2弾 ~子どもの写真撮影を男性の育児参画のきっかけに~ パパのためのスマホ撮影テクニック』。

 さすがに画像の綺麗さや性能では一眼レフカメラなどの専用機には劣りますが、スマートフォンのメリットはなんといってもその手軽さ。撮りたいときにサッと取り出しカシャッ!とフットワークも軽く撮影できます。設定などはほぼ自動設定である程度の撮影は可能、特に子供は思いがけないときに面白い表情や動作を見せるもの。その意味でこの手軽さというメリットは、大事なポイントともいえます。

 また、一眼レフカメラの場合は、わざわざPCにファイルを転送して、画像補正をして、Facebookにアップして…などと、機械オンチな方にはなかなかの手間が掛かる作業がありますが、近年は補正機能も、スマートフォンのアプリが充実。さらにそのまま画像をSNSに上げるというのも、スマートフォンなら簡単にできます。こんな便利なもので、子供の写真を撮らない手はない!ということで、今回はこの講座の様子を拝見してきました。

■綺麗に撮ろう!撮影の基本

 今回講義をしていただいたのは、スタジオアリスのプロカメラマン、小澤真未さん。ご自身も出産を経験されたあとにこのお仕事に復帰されたということで、カメラマンとして活躍される傍ら、この日講座に参加されたさまざまなご家族同様に“いかにわが子の写真を、よりよく撮影するか”の研究に余念がない様子です。

 一方、この日講座を受講された家族は「もうすぐ子供の誕生日なんですが、その日にいい写真が撮りたい」「もうちょっと写真を覚えたいなと」「一眼レフカメラはちょっと難しいかな、と思うんですが、スマホなら…」と、さまざまな思いで受講されに来られていました。

 そして、いよいよ講座はスタート。最初はまず基本のキから。雰囲気のある写真を撮るには、まず“明るさ”をどう確保するか、というところから始まります。家の中であれば、昼間はやはり自然光が差し込む窓際が一番。その採光状況でもまた雰囲気は変わり、例えば直射日光を当てるだけでなく、例えばレースのカーテンを通すと、柔らかい雰囲気が出たりしますので、工夫次第でさまざまな雰囲気が楽しめます。

 ここで注意すべきは「逆光」という現象。光が入ってくる方向と対角の位置でカメラマンが撮影すると、被写体は真っ暗になってしまいます。そこで被写体を窓際に立たせ、撮影者も窓際に沿った位置から撮影するのが基本となります。またスマートフォンのカメラには明るさの調整機能が入っており、画像の明るさを調整することができますので、あらかじめどうやって調整するのかを確認しておくとよいでしょう。

 さらにワンポイント・アドバイス。スマートフォンに内臓のフラッシュ機能や、ズームといった機能は、実は余りお勧めではありません。両機能ともあくまで簡易的な機能ですので、思ったような明るさが出なかったり、画質が荒くなってしまったりということも発生します。場合によっては使用せざるを得なくなるときもあるかもしれませんが、まずはそのままの撮影機能で、被写体を綺麗に撮ることができるのが大事です。

■さらに魅力的な写真を撮るためのテクニック

 実際に家族ごとに部屋の中で、さまざまな日向で撮影の実習をしたあとは、いよいよ応用編。ここでは綺麗な写真を撮ることに加え、構図などを考えることでさらに“いい写真”を撮るためのテクニックを教えていただきました。

 例えばそこにある被写体を、あるがままに撮影を行った場合、被写体の周りの雑多なものが一緒に移りこむことで、被写体の魅力が半減してしまうことがあります。逆に、被写体の周りの空間を移りこませることで、写真の雰囲気を作りこむこともできます。そういった狙いを、例えば画像を縦長、あるいは横長で撮影することで実現することができます。

 被写体に対しては上から撮るか、下から撮るかといった画角というところでも、随分雰囲気の違った写真になります。子供の目線で撮影することが基本になりますが、これが角度をつけた場合に、どんな風に見えるかを試して見るのも面白いでしょう。

また、スマートフォンのカメラ機能には3対3のグリッドラインを表示する機能もあります。これは画像の中で被写体をどこに置くか、といういい目安ができますので、こういった機能もうまく活用すると、より魅力ある写真を撮影することができます。

 また、建物などの大きなものを一緒に撮る場合は、遠近法を利用して人物はカメラの近く、建物は遠くという位置関係で撮ると、バランスのいい撮影が可能になります。こうしてさまざまな構図を考えると、写真の魅力は倍増します。ただし、あまり構図について難しく考えていると、シャッターチャンスを逃がすこともありますので、上達に従って余裕ができたときに“どんな画が面白いかな”と考えながら撮影するのがいいでしょう。

■「声掛けの仕方」「何を撮るか」も大きなポイント

 こうして、参加された親御さんは子供さんを撮影。最初の撮影タイムでは、まずは基本を、ということで決まった位置での撮影を行っていましたが、2回目の撮影タイムでは撮影姿勢も積極的になり、さまざまな位置からの撮影を試みながら、「ああしてみて」「こうしてみて」と子供さんへのお声掛けも頻繁に聞こえるように。スマートフォンでの撮影は、親子のコミュニケーションツールとしても有用であるようです。

 ここで小澤さんからアドバイス。子供さんへのお声掛けは、「撮るよ」「こっち向いて」などと具体的なものになると、どうしても表情が強張りがちになります。また「ポーズ!」というのも、実は意外に同じようなポーズをとりがち、という盲点があります。そこで例えばシャッターチャンスを捉えた際にサッと子供さんの名前を呼んでみるなど、自然に狙った表情のまま振り向いてもらえるような言葉を心がけるとよいでしょう。

 講義の最後の項目として「何を撮るか」のヒントをいただきました。そのポイントは8つ、

 1)子供の大好きだったもの

 2)親子の持っているものやパーツ

 3)思い出に残ること(「初めての…」で作ったものなど)

 4)テーマを決めて撮る(何かを行ったときの過程の記録など)

 5)場所を決めて撮る(成長の過程が見えるように)

 6)タイミングを決めて撮る(誕生日、クリスマス、お正月など)

 7)ハレの日。これを家でも撮る

 8)家族全員が入っている写真を撮る

 こうして撮影された画像は、必ずしも万人の貴重な情報となるわけではないですが、ご家族にとっては何物にも変えられない、大切な宝物となることでしょう。ちなみにスタジオアリスでは、スマートフォンで撮影した写真を簡単に整理できるアプリ「グロースナップ」をリリースしており、これを使用すると撮影した子供さんの日常写真をスマートフォンで簡単に記録、整理することができます。

こうしたものを利用し、子供が生まれたばかりの方、あるいはやんちゃなお子さんの姿を撮りたいと思われる方など、皆さんも是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 最後に、小澤さんからさらなるアドバイスです。「子供の写真は笑顔を引き出すのがポイントだと思うんですが、そのためには例えば(おもちゃなどの)小物があったほうが、お子さんは笑いやすいので、小物を使って撮る。ただそれを出しているだけじゃ笑わないので、小物を動かして、撮影をするときはカメラのすぐ横まで小物を持ってきて撮ると、カメラ目線になります。ご自宅でハレの日に写真を撮るとか、家でパパとママが子供の写真を撮っていくということがもっと広がっていけばいいなと思っているので、このような話ができるという今回の機会は、いい機会だなと思っています!」

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