甲子園で優勝すれば全国に流れ、学校生活の式典という重要な場面において必ず歌われる『校歌』。その学校の“顔”である『校歌』の歌詞には、その土地に関する事柄や、学校が描く理想の教育、生徒像が詰まっているのです。
そんな『校歌』を、有名人が手掛けている学校があります。どんな人が『校歌』を作っているのかご紹介致します!
レミオロメン作詞・作曲『山梨県立笛吹高校 校歌』
レミオロメンのメンバー3人全員が山梨県立石和高校(現・笛吹高校)出身だったことが縁で、2010年に山梨園芸高校と統合し開校した、山梨県立笛吹高校の校歌を作詞・作曲しました!
大林宣彦作詞・久石譲作曲『如水館中学・高等学校 校歌』
『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』尾道三部作を監督した大林宣彦さんが、広島県三原市にある如水館中学・高等学校から依頼され実現しました。
因みに、作曲を担当しているのは、『風の谷のナウシカ』など29年間、宮崎駿監督作品の音楽を手掛けている久石譲さんという豪華さ。
如水館中学・高等学校HP
www.josuikan.ed.jp/contents/about/schoolsong/
渡辺貞夫作曲・布袋寅泰作詞『宇都宮工業高等 校歌』
宇都宮工業高等学校卒業ジャズフュージョンサックスプレーヤーであり作曲家の渡辺貞夫さんが、元BOØWYのギタリスト布袋寅泰さんへ作詞を依頼し実現しました。
さだまさし作詞・作曲『長崎明誠高校 校歌』
長崎県長崎市出身のシンガーソングライターである、さだまさしさんは他にも『つくば秀英高等学校校歌』、『岩瀬日本大学高等学校校歌』『金沢市立明成小学校校歌』『十津川村立十津川中学校校歌』など、校歌の作詞・作曲を数々担当しています。
長崎明誠高校HP
www.news.ed.jp/meisei-h/seifuku/index.html
また、校歌ではありませんが、深夜ラジオの投稿をきっかけに作られたという『長崎県立奈留高等学校愛唱歌 』は松任谷由実さんが作詞作曲。また、『横浜商工高校』から『横浜創学館高校』に名称変更するときに、小田和正さんが愛唱歌を担当するなど。
つんくさん、大黒摩季さん、イルカさん、岡村孝子さん、ぐっさんこと山口智光さん他、沢山の有名人が『校歌』の作詞・作曲を担当されています。
『校歌』を歌う生徒にとっては、ポップで耳慣れたメロディーゆえに、歌いやすいと言う声も上がっているそうです。最近は、カラオケにも入っている『校歌』。有名ミュージシャンが作曲ともなれば、いっきに盛りあがりそうですよね!