【要注意】ニートよりも深刻なSNEPの怖さとは…何もしなければ最悪なことに

2016/07/11
放送作家 石橋アキ江

最近、テレビで「一人でいる時間が好き」とか、「誰かと2日以上、一緒にはいられない」なんて、人気アイドルなどが良く話をしていますが、これ「SNEP(スネップ)」と言われ、ちょっとした社会問題になっているのです。

 

この「SNEP」 とは、20~59歳という働き盛りの年齢でありながら、家族以外との交流がない、独身の男女を指す新たな概念。

 

そんなSNEPになる原因と解消策を都内で働く臨床心理士に聞いてみました。

 

SNEPとは…

日本語に直すと、「孤立無業者」。

東京大学の調査によると、2011年の時点で約162万人に達すると報告されているのですが、その中でも『中高年男性』に多いとの報告があります。

 

これは、無職になると、高い確率で友人や知人が少なくなり、社会から孤立してしまうと言う現状があるからです。

金の切れ目が縁の切れ目というわけではないですが、仕事一筋で生きてきた仕事人間ほど、プライベートの繋がりが薄く、失業したときに人脈を丸ごと失う可能性があるようです。

 

また、SNEPという言葉には、孤立老人や生活保護受給者の増加など、さまざまな社会問題が関係しています。

 

SNEPが増えていく原因とは…

核家族や、婚期が遅くなっているなどの現代社会において「SNEP」は、これからも増えていくと予測されています。

SNEP」は、上手い具合に気持ちをコントロールできなくなり、「自分は社会から必要とされていない人間だ」と、どんどん自尊心を失っていくと言う状態からはじまっていくのです。

 

SNEPから抜け出すには…

まずは、「自分の好き」を見つけること。誰しも、ちょっとでも何かしら気になる事があると思うのですが、テレビ番組、芸能人やアイドルかもしれないし、アニメや漫画、本、映画、または体を動かすことかもしれません。

なんでも良いので、「自分の好き」または「自分の気になる」に関する場所に足を運んでみてください。

 

「自分の好きに関する場所」にこだわる理由は、好きだからこそ、そこまでの足取りは重くないはずだと思うからです。

 

まずは小さな一歩からで良いんです。映画なら、とりあえず映画館に行ってみる。

アイドルが好きなら、コンサートや、関連する本を見つけに本屋に行ってみたり。とにかく行動に移してみてください。

そして、行動できる状態になったら、ネット上で、誰かと繋がってみるのもひとつの手です。

 

例えば、Twitterに、自分の趣味をプロフィール欄に記入してみれば、フォローしてくれる人がいたり、逆に、自分で趣味が同じ人をフォローするなど、誰かと繋がることが大事なんです。

ポイントは、ネット上であると言うこと。

リアルな友人や家族関係、仕事関係と違い、繋がりの強制がないからです。匿名でやって、嫌ならやめてしまえば、自分にダメージはないわけです。

何なら、今までのSNSアカウントを作り直して始めるのもいいと思います。

 

それくらいの軽い気持ちで。

そこからオフ会に繋がったり、身近な人に会話のネタが出来たりと、自分にも変化が起きてきます。

問題なのは、「何もしないこと」。引きこもりと違う点は、外に出ることが苦ではないので、興味のある場所にどんどん足を運びましょう。

 

確かに、この時代だからできる『責任感のない繋がり』は、聞こえが悪いかもしれませんが、手軽に、気軽に、今すぐに取り組めますよね。ネット社会の産物かもしれませんね。

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放送作家 石橋アキ江
この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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