幸せを遠ざける!アラサー女性の【劣化】と【老化】その違いとは?

2016/11/28
マガジンサミット編集部

「劣化した」…最近、よく耳にする言葉です。なぜ「老けた」ではなく「劣化した」と言うようになったのか。同じような使われ方をしていますが【劣化】と【老化】では意味が違うのです。

 

アラサー女性の約8割が感じる不調の正体

 

このような調査データがあります。『女性』をテーマにした調査分析やトレンド発信などをおこなう「womedia Labo*(ウーメディア ラボ)」の「アラサー世代の働く女性の「肌・体・心の不調」をテーマにしたアンケートでは、63%のアラサー女性が、肌や体、心の不調を自覚しながらも、あくまでも一時的な症状だと捉え、「回復可能」と回答しています。

 

 

さらに「肌・体・心の不調は、老化とは異なる現象だと思いますか?」という質問では、74%が「そう思う」と回答。その理由として「忙しくなった時だけ肌が荒れるから」(32歳・既婚・子どもなし)「普段は疲れをさほど感じないが、油断するとガックリくる」(31歳・既婚・子供あり)などの回答があるそうです。

 

アラサー女性の老化ではない“今だけ“劣化の実態

womedia Labo*(ウーメディア ラボ)』では、こうしたアラサー女性特有の不調たいする意識を“一時的な劣化”と名付けてさらに深堀りした調査をおこなっています。

 

興味深いことに“劣化”する理由として「やるべきことが多い時、忙しい時」(68%)「やるべきことを1人で抱えてしまう時」(42%)「完璧にやろうとしてしまう時」(36%)といった声が上位をしめていることです。

 

※“頑張り過ぎて疲れとストレスを溜めた結果”劣化を感じるようです。

 

つまり、劣化は老化と違い、自力もしくは状況が変われば改善可能。もっと言ってしまえば、自然な老化に対し“不自然な状態におかれたため顕在化した症状”的な意味すら含んでいるのが分かります。

 

若さと経験値が同居する変革期

女性の2535歳は、仕事の実績や、さまざまな出会いを通して恋愛経験などを積み、20代前半にはなかった大人のたしなみや色気といったものを兼ね備えてきます。仕事に、結婚に、育児に、あらゆる未来への扉が開き花開く時期です。

 

しかも、体力的には、なんとか頑張れてしまう“若さ”もある年代。アンケート調査をみても分るように、疲れや体力の衰えは一時的なものと考え、目の前の課題や問題に取り組んでゆく女子が多いのも頷けます。

 

『焦り』と『劣化』の関係

しかし、同時にアラサー世代ならではの“焦り”というものが【劣化】といコトバの裏には隠れています。

 

ツイッターで独自の恋愛観を綴、フォロワー約21万人。ブログでは月間500PVを誇る人気ブロガーのDJあおいさんによると、

 

「変革期は、さまざまな人生の違いをうみます。他人と比べて、こんなはずじゃない!と、考えたり、とにかく満たされたい、幸せになりたい、幸せに見られたい、といったような欲望が先に出て現実に目を背けたり、考え過ぎて落ち込んだり、周囲に対して攻撃的になったり、甘いものを食べ過ぎたり…」

 

焦りやコンプレックスが、疲れや体力の衰え、生活の乱れに繋がりやすく、うまく抜けだせないと“負のスパイラル”におちてゆくと言います。こうなると【劣化】状態が慢性化します。

 

an・an(アンアン) No.2030の『あなた、彼、転機…。心理テストでわかる「真実」』というメンタル系企画のなかにも“劣化女子”の特集がくまれているように、“劣化”は、単なる“老け”の代用語ではなく、そこには、女子達の闇心理が潜んでいるのです。

 

あなたの『劣化』パターンをチェック!

ちなみに『トイダス』(https://toidas.net/entry/2596)で公開中の、DJあおいさん監修による『劣化女子』タイプをチェックするオリジナル診断テストでは、陥りやすい“劣化パターン”を考察することができます。

 

テストでは『衝動型』『おサボリ型』『こじらせ型』『仮面型』の4つのパターンに分類。簡単なチェックで、自分が陥りやすい“劣化女子のタイプ”を知ることができます。簡単にご紹介すると、

 

『衝動型』

ストレスがたまると、その反動がすぐに出てしまう『衝動型』女子。つい人に当たってしまったり、暴飲暴食に走ったり…。

 

 

『おサボリ型』

面倒くさがりな『おサボリ型』女子。誰かと会うのも億劫に感じることが…。劣化に気付いても、開き直って放置しがち!?

 

 

『こじらせ型』

自分に自信がなく、つい他人と比較して勝手に落ち込みがちな『こじらせ型』女子。ちょっぴり被害妄想気味なところも?

 

 

『仮面型』

プライドが高い『仮面型』女子。表ではキラキラだけど、裏ではボロボロ!?周囲に弱さを見せられず、疲れもたまりがち。

 

 

もちろん編集部もコッソリ診断してみましたが、けっこうな(あるある!)に、笑っていいのか泣いていいのか。

 

生き様の違いを、個性ととらえるか格差ととらえるかは本人次第ですが、他人を羨むのが悪いとは思えませんし、我道をゆくのも大事。大人になれば、人生いろいろです。大切なのは『劣化』を進行させないように、忙しいときこそ立ち止まり冷静になることなのかも知れませんね。

 

 

アラサー世代の働く女性の「肌・体・心の不調」

■調査対象:25~34 歳 有職者女性 500 名

※年代・属性(未婚/既婚・子どもあり/既婚・子どもなし)で均等割付

調査期間:2016 年10 月24 日(月)~2016 年10 月26 日(水)

調査方法:インターネット調査

 

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マガジンサミット編集部
この記事を書いた人

マガジンサミット編集部

編集部のTwitterアカウントはこちら 【マガサミ編集部Twitter】 編集部のYoutubeアカウントはこちら 【マガサミYoutube】

マガジンサミット編集部が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop