人類が愛してやまないものは3つあると考えます。ひとつは「子供の笑顔」、ふたつめは「美味しい食事」、そして、みっつめは……
「うんこ」。
今年のヒット商品、うんこドリルは3月に発売され現在までに260万部を売り上げ大人気。これにあやかりおならドリルなるものも注目を浴びているようです。このようにうんこは「汚い」「下品」と忌み嫌われているようで、人間の本能は正直、潜在的にうんこを求め、結局みんなうんこが大好きなんです。
そこで、日本総1億2000万人が興味津々である、今年起こったうんこにまつわるニュースを紹介します。
都心駅で相次ぐうんこテロ発生
今年一番、東京を恐怖のどん底に陥れたニュースといえばこれ。
4月、終電間際の渋谷駅で、人のものと思われるうんこ30個が散乱しているのが発見され、構内をパニックに陥れました。広い範囲にうんこが散らばっていたため、うっかり脱糞、単独のおもらしではなく、いたずらという見方が強いそう。駅は当時、踏んでしまわないよう、うんこ周りに警備員を配置し適切に処理したとのことです。
また、10月には新宿駅構内でも30メートル級のうんこが放置されている事案も発生したという情報が。うんこはトイレへ向かうように点々とあったといい、踏んでしまった人、悪臭被害などの報告が流れました。
地球にやさしいうんこ燃料
インドで牛のうんこを燃料にしたバスが営業を開始したそうです。運営する会社は8台のトラックで1日8トンのうんこを集め自社工場でバイオガスを精製し燃料に。また台所で使用できる一般向けのガスも販売しているとのこと。
この牛から出されたエコ燃料を利用し事業化した会社の社長・ダス氏によると燃費は天然ガスの1.5倍で効率が良く、うんこの臭いはしないそう。バスの運賃は通常の2割ほどで、利用者の懐にも地球にもやさしい燃料だそうです。
うんこがつなぐ愛
8月、イギリスで起こった出来事。出会い系アプリで知り合ったカップルが初デート。その後ワインと映画を楽しむため男性の家へ戻り、女性はトイレへ。しばらくして女性が戻ってくるとパニック状態だったそうで、その理由を聞くと「うんこをしたが流れなかったので外の庭に投げようとした。でも窓が開かずうんこをすき間に落としてしまった」と言う。
これはどういうことかというと、この家のトイレの窓は二重になっていて内側は開けることができたが、外側は開かない構造。女性はうんこを外側と内側の窓ガラスのすき間に落としてしまったと告白したのです。
どのようなモチベーションで彼をつき動かしたのか分かりませんが男性は、うんこを拾うため窓ガラスを割る道具を探しに行き、トイレに戻ると異様な光景に愕然。
男性がいない間にうんこ拾いに再チャレンジした女性が窓に挟まって動けなくなっていたそう。どうしようもなくなった男性は消防救急隊へ通報。駆け付けた救急隊が窓ガラスを割り女性を救助しました。
大騒動になり、2人の関係もこれっきり……、かと思いきや男性によると2回目のデートはとても素敵なものだったそうで、とても気が合う関係とメディアに明かしています。
ひと口うんこニュース
トイレットペーパーメーカーの丸富製紙が、「うんこをしたときお尻を何回拭くか?」のアンケートを実施。1位は3回(37%)、2位は2回(34%)。5回以上は12%、1回は6%という結果に。
大阪の宝石店が「ただ作ってみたかった」という理由で18金の「金のうんこ」を製作し商品化。縦横6ミリというウサギのうんこサイズ。形状は巻きぐそ。価格は10000円から。
京都府宇治市のとある通学路は放置された犬のうんこが多くあり通称「うんこ通り」と呼ばれていた。このうんこを避けるため小学生が車道を歩き危険にさらされていたため、憤慨した市職員が対策を考案。放置うんこを黄色いチョークでマーキングするというもので「放置は見られている」という警告になり、うんこが95%減ったそう。
最新、検便事情
筆者が最近検診を受け、検便を求められた際、渡されたチラシの中になかなか意味深なワードがあったのでここで報告したいと思います。まず下の図がそのチラシ。
そして検便を取るグッズがこちら。
液体が入ったカプセルで、ふた兼うんこをこそぎ取る棒が付いている便利グッズ。
これを使った採便の際の「注意事項」のいくつかがこちら……。
蛇口をひねれば必要以上に水が出てくる時代、いくら喉が渇いていたとしても、この液体を飲む優先順位は低い……。
意味は分かる……、でもなかなか勇気のいる行為です。
ほかに何に使用すると言うのか?
欧米では商品を信じられない使い方をしケガをしたからといって訴訟を起こすケースがあるので、日本でもある程度、注意の提示は必要なのかもしれないが、いずれも意味深である。
チラシ下部にいる、うんこの被り物を着用するわりに下着はきちんと穿く恥じらいと道徳心を持つ検便キャラクター(名前は分かりません)が、言うように正しく採便したいものです。