車の限界を知ることが「究極の安全運転」?“非日常体験”ができる「大人の自動車教習所 2.0」

2019/12/12
マガジンサミット編集部

教習所では教えてくれない車の魅力と危険性 を知る、「大人の自動車教習所 2.0」 が2020年1月26日より開催される。

「大人の自動車教習所」?いったいどんな教習がされるのか?あやしげな響きだが、、

何が行われるかというと、20代~30代の若い世代を中心とした参加者の方々に、通常では体験できない車の 限界走行を体験するという内容。教習所では急加速体験、急ブレーキ体験、急ハンドル体験、水撒きした路面をフルスピードで走行するという“非日常体験”ができる。

全開加速からのフルブレーキや、タイヤをキュルキュルと響かせながらフルスピードでカーブを曲がるという車の限界を体験することでクルマの楽しさと、恐ろしさを知り、安全運転につなげていくという取り組みだ!

車の限界を知ることが「究極の安全運転」?通常の自動車教習所では、「法定速度を守り、安全確認しながら運転する」と言われてきた人にはピンとこないと思う。

実際に体験できると聞いて、取材してきたのでレポートするぞ!!

開催場所は、富士スピードウェイ P2駐車場となる。開放感のあるスペースでアクセル全開で運転ができる!

試乗できる車は、フォルクスワーゲン・ゴルフ GT、ポルシェ911カレラ、スバ ルBRZ、アパルト124スパイダーを順番に乗り比べできる。普段乗る機会がない車に乗れるのも魅力だ!車好きにはたまらない!

いざ、教習体験!

先ずは、「フルスピードからぴたっと車を停める走行体験」。いざ運転してみると車によって同じようにアクセルを踏んでもスピードや加速の仕方が違うことが感覚でわかる。フル加速からのフルブレーキという公道では絶対にできない体験、これが車の限界を知るということか・・何より普段出せないスピードを出すというスリルを味わうことができた!

乗車体験だけでなく、プロレーシングドライバーの特別講習も受けることができる。

講師を務める澤圭太氏は、耐久レースの最高峰『ル・マン24時間耐久』等で活躍するプロドライバー。現在はご自身が代表を務めるレーシングチームABSSAにて、ブランパンアジア選手権にも参戦しています。戦歴:公式戦200戦通算21勝、表彰台獲得率41%、レース歴20年という鉄人!

“自動車教習所では教えてくれない車の魅力と危険性”というテーマでわかりやすく解説してくれます。澤さんは、「運転で大事なのは、状況判断。常に先読みし、目的から逆算をしてくこと。車の運転だけでなく、仕事や日常生活でも役に立つ能力。」と話してくれた。

さらに路面に水を撒き、濡れた「ドライコース」での走行体験も行われた。濡れた地面をアクセル全開でハート型コースを周回する。実際に運転すると、濡れた地面では、車は滑る動きをする。これがかなり怖かった。スピードが出ると恐怖や焦りから、どうしても急なブレーキや急ハンドルをしてしまい、余計にスピンしてしまうので、いかに落ち着いて状況判断できるかが重要だ!

タイヤがもつグリップ力の限界に近づいたときに発生するタイヤがキュルキュルとなる音(スキール音)が一定で綺麗な音が上手に運転できているサインだとか。実際無理な運転すると「キーッ」とか「ギャー」みたいな汚い音になっていた。

濡れた路面を走る恐怖と危険性を感じられただけでなく、日常のドライブでは、路面や天候だけでなく、他の車や歩行者など危険がより多くなることに気づかされた。

非日常な運転ができる楽しさと怖さを知れる貴重な体験となった。無料で体験できるこの機会に是非参加してみてはいかがだろうか?

 

「大人の自動車教習所 2.0」

【開催日時】第1回 2020年1月26日(日) 9:30~15:00[参加者抽選予定日:2020年1月8日(水)] 第2回 2020年2月29日(土) 9:30~15:00[参加者抽選予定日:2020年2月10日(月)]※年間で全6回の開催を予定。2020年3月以降の開催日については、特設サイトで。

【開催場所】富士スピードウェイ P2駐車場 〒410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向694

【対象年齢】21歳~33歳


【募集人数】各回16名


【参加費】無料

【URL】http://hcgallery.jp/event_lp/

【応募方法】応募者個人のSNSアカウントから、HC GALLERY公式アカウント (Twitter: @gallery_HC/Facebook: @halcagal/Instagram: @halcagal)宛てに、メッセージを入れることで応募完了。

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