11月26日、千葉県柏の葉カンファレンスセンターにて、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム「ママもまんなか」子育て支援プロジェクトのYouTube番組「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」の、公開収録イベントが開催された。
本プロジェクトは、子育て世代の幸福度向上のため、全国14の自治体・地域とともに発足されたもの。妊婦・子育て中の親の心身の健康づくりや、子育て家庭を取り巻く社会の寛容性向上のため、調査研究や実証実験を行っている。
公開収録イベントには、公式アンバサダーである関根勤さんと麻里さん親子に加え、特別ゲストとして5児の子育て中パパであり人気YouTuberのカジサックことキングコング・梶原雄太さんが登場した。
ヨガマットが敷かれお子さんと遊びながらママさん・パパさんが参加できる会場内。非常にリラックスした雰囲気で、専門家を交えたトークイベントが進行した。
子育てのルールを聞かれると、「特に大事にしているのは子どもたち同士で喧嘩になったときです。たとえば、長男と長女が揉めたら『仲直りしなさい』で終わりにするのではなく、集合させて僕含め3人で正座して向き合うんです。まず何が原因で揉めることになったのかから話し合おうかって。一つずつ整理して、全員が納得できるまで話し合います」と、梶原さん。小さい問題でも長期化させずにその場で解決することの重要性を話した。
続いて、梶原さんが「YouTuberは、家でも企画構成と仕事をする時間が多いんですよ。芸人業をメインに仕事をしていた頃は仕事は外、家に帰れば家族の時間だった。家にいるけど仕事で幼稚園のお迎えにはいけないといった事態が続いたときには、妻の怒りが爆発しましたね。勤さんはそういうことはなかったですか?」と仕事と育児の両立に関して質問。
話を振られた関根勤は「麻里が生まれた頃、週に2,3日しか仕事をしてなかったんですよ。全然売れてなかったの。当時は暇だったこともあって、週5日びっしり朝ごはんからシャンプー、夜寝る前のお遊びまで全部やって遊んでた。一般の方には難しいところもあると思いますけどね」と、現在の親子仲の良さに繋がる育児への専念ぶりを明かした。
次に、参加者からの質問コーナーが行われた。「親にこんな風にしてもらって嬉しかった、ありがたかったと感じたことは何ですか?」という質問には、麻里さんが「父に関しては、とにかくたくさん遊んでくれました。本当にくだらないことばかりしていましたね」と回答。
関根勤は当時を振り返り「お風呂に入る前には”けつけつダンス”をずっと踊っていて、お母さんにいい加減にお風呂に入りなさいと叱られるというね…」と会場を沸かすと、関根麻里は「子どもの頃はただ楽しかったんですけど、大人になってからどうしてそうしてくれていたのかを聞いて、人生は”楽しさ貯金”だと。私には娘がいるので、娘たちにも同じように楽しい記憶をたくさん作って、壁にぶつかっても『頑張れば楽しいことがある』と思えるようにしたいですね」とコメントし、どんなときも子どもの味方でいることの大切さを語った。
当イベントでは、公式アンバサダーのロバート・秋山竜次さんの子育てへのメッセージを込めた新作コント動画のお披露目や、筑波大学などが監修したオリジナル運動やコンディショニングメニューの体験コーナーも行われた。
終始子どもたちの元気な声が聞こえてくる環境での新しいイベント。今回のイベントのような子育てに寛容な態度が、柏の葉から全国に広がり、全子育て世代の幸福度が向上していくことを願うばかりだ。
また、本日からYouTube番組「ママもまんなか!スマイル健幸カフェ」でロバート秋山さんの新動画も公開中だ。