早くももう10月が終わろうとしており、年末のことを考え始める時期に差し掛かってきました。ほんとうに早いものです。また年末といえば年賀状!SNSが発達しメッセージをいつでもどこでも、すぐに人に届けられる時代にはなったものの、年に一度のこの風流な習慣も捨てがたいものであります。
そして28日に、東京で日本郵便株式会社による「年賀状 新CM発表会」が行われ、年賀状コミュニケーションパートナーである「嵐」の、 相葉雅紀さん・二宮和也さんがゲストとして登場、ご自身なりの年賀状に対する思いなどを語られました。
今年の大きな出来事といえば、なんといっても新たな年号『令和』のはじまり。相葉さんは同グループの櫻井さんがテレビの生放送に出演されているのを見て、その画面の櫻井さんの姿とツーショットで写メを撮り、その写真を櫻井さんに「頑張ってね」というメッセージとともに送られたそう(笑)
一方で二宮さんはちょうど映画撮影中、その映画が令和初めての公開になるんだということを、仲間内で改めてお話されていたりしたそうです。事前に告知されていた新年号の到来でありましたが、その時が来て初めて実感するということも多くありましたね。そんなことを思い返らせてもららえるエピソードであります。
ちなみに昨年の年賀状のキャッチフレーズは「いいじゃん、それぞれの年賀状」。オーソドックスなはがきももちろんいいですが、さまざまに工夫を凝らし、「飛び出す年賀状」なんてものまで出てきて、思わず「こんなものまであるの!?」とつい楽しくなっていましたね。
今年はシンプルに「一言が、愛になる。」。先にも言いましたが、コミュニケーションに関して利便性の高いツールが増えた現在ですが、年に一回のこと、しかも敢えて年賀状という特別な方法で行うコミュニケーションだからこそ、伝わるものがあると相葉さんは語ります。「画面に出る文字より、手書きっていうのもいいし」確かに!紙の上の、何の変哲もない文字ですが、温かさも感じられますよね。
一方、二宮さんは「例えば“子供が生まれました”とか写真付きで送ってきたり、そういうことはこういう時じゃないとなかなか伝えにくい場合だってある。連絡を長くとっていなかった人に、改めて連絡をするきっかけにもなりますし」と具体的な意見。
また、本名をフルネームで送り合ったり、現住所を書いたりということなどが、改めて年賀状という習慣の特別なポイントであり、これにより特別なつながりがあるということを改めて感じるなんてことも。これまでそんな特別なことではないと思っていたけど、改めて考えてみると重要なことですよね。これによって、強いつながりというものを感じることもできますし。
とはいえ、まだ嵐の誰の住所もやり取りをしたことがないという相葉さん(笑)。ちなみに年賀状に書きたいメッセージをたずねられると、「今年こそマラソンをしたい」って…本人曰く。これまで毎年マラソンをすると言いながらできていなかったので、来年こそはしようと友人、知人にこのメッセージを送ることで一緒にやろう、そして自分の目的を果たそう、という魂胆が(笑)あるそうで…でもそんなメッセージの利用法もあるもんだと改めて感じられるところでもあります。
一方の二宮さんは「令和もよろしく」とシンプルに一言。相葉さんから「ずるくない?」と突っ込まれましたが(笑)、二宮さんとしては敢えてこういったシンプルな一言にすることで「二宮をどうとらえているのかというのが分かるんですよ。関係性を今一度考えさせてくれるというか」という狙いがあるそうなんです。いや~これは策士ですな(笑)。
みなさんは今年、どんな年賀状をご用意されますか?相葉さんや二宮さんのお話も参考にされながら、思いのこもった暖かい年賀状を贈られてみてはいかがでしょうか?