新たなワークプレイスの価値創出を目指す『「 」&WORKPLACE CONSORTIUM』柔軟な発想でアイデアが続々誕生

2025/08/28
マガジンサミット編集部

コクヨ株式会社が主催する、新たなワークプレイスの価値創出を目指し、異業種との共創による研究・開発を目的とした新プロジェクト『「 」& WORKPLACE CONSORTIUM(アンドワークプレイスコンソーシアム)』

今回で第3回目を迎える本イベントでは、これまでの回で決定したテーマをもとに、有識者のトークセッションと「強制連想ゲーム」、別チームとの意見交換などを行い、柔軟な発想でアイデアを出し合いました。

第3回はテーマを元にソリューションのアイデアを創出するフェーズへ

「 」& WORKPLACE CONSORTIUMは『働く場』を舞台に、異業種の知を掛け合わせ、共創による新たな価値創出を目指す異業種コンソーシアム。

食品や化学・IT・製造業など多様な業界の企業から有志が集結し、業界の壁を超えた意見交換やアイデアの創出を行い、新たなワークプレイスの可能性を探っていくイベントとなっています。

第1回ではキックオフイベントとして、従来通りの商品・サービス開発ではない方法で新たなアイデアを生み出していく、という本イベントの目的の共有と、実際にアイデア創出のためのブレストを実施。

続く第2回では、そのアイデアを元に突拍子もないキーワードを探求することで、新たな知見を得ることを目指し、偶然性も含んだババ抜き形式で各チームのキーワードの選定、リサーチなどを行いました。

そして続く第3回が8月27日に都内で開催。

本イベントの主催であるコクヨ株式会社 働き方改革PJアドバイザーの坂本さんは、

「日本における新規事業の考え方、プロセスは硬い。でも新規事業は、本来ファミレスや学校の食堂で有志が集まって“もっと世の中こうしていこうぜ”と、あきらめない熱量と尖った視点やアイデア、そして互いの個性を発揮し合うチーム関係をつくりあげ、新しい事業が起こってきたのだと思います。」

と語り、このソリューションの作り方がうまくいけば、それを世の中に普及させていきたいと語りました。

続けて、坂本さんと心理学博士の関屋裕希さん、そしてオフィス至上主義AI「アンドワさん」によるトークセッションを実施。

心理学などの観点から「ココロとは何か?」という話を交え、今のワークプレイスや新規事業などの業界では「未病」という観点からのコストダウン、守りに寄った部分が多いものの、現在は新たな考えとして「ポジティブ心理学」というものがあると紹介。

ワークプレイスという環境は、今までは効率的に働ける職場づくりが至上命題だったものの、笑えることや感謝し合えること、フロー体験に入りやすいことなど、ポジティブ心理学の面からの新しい価値提供が見えたと説明。

また、ポジティブ心理学がブルーオーシャンであり、これから参入できる可能性を秘めたものであることも語りました。

各チームがキーワードに強制連想ゲームでソリューションアイデアを創出

トークセッションの後は、各チームがそれぞれ設定されたキーワードとともに、運営側が用意した「強制連想ゲーム」でアイデアを創出するグループワークを実施しました。

各チームのテーブルに置かれたカードにはそれぞれ「ユニークな言葉」と「ワークシーン」が書かれており、それをめくって自チームのキーワードと組み合わせることで、どのようなソリューションが出せるのかをチーム内で議論するというもの。

早速各グループが活発な議論を交わし「そうそう!それ!!」「次のワードいきましょう!」「サプライズとしてはありじゃない?」といった声が聞こえてきました。

さらに、隣のグループのアイデアを見て意見を交わす時間も設けられ、各チームのアイデアがさらに洗練されていくことに。

それぞれ別チームのアイデアをフィードバックしたり、意見を受けさらにブラッシュアップを行うなど、意欲的にグループワークに取り組まれていました。

懇親会と各チームのアイデアプレゼン

それぞれのチームがソリューションアイデアを出した後は、会場を移して懇親会を開催。

軽食とドリンクを楽しみながら、参加者同士で交流を深めた後は、各チームのソリューションアイデアの発表・プレゼンが行われました。

どのチームも独創的なアイデアが出ており、通常通りの商品・サービス企画ではまず出てこないであろう内容となっていました。

【各チームの考案したソリューション例】
●Aチーム「朝の出社が2位だったら、全国どこのオフィスに出勤となるのか分からない仕組みで早起きをサポート」
●Bチーム「特定の属性の人(起こっている、)だけを濃縮させて新たな発想を生み出す」
●Cチーム「頑張って働いている人を見て、ぼーっとすることで満足感を得られる」
●Dチーム「個人ブースに焦げた臭いが充満しており、一定時間経つと臭いを吸収するストラップをつけ、臭いを消す専用リフレッシュルームを設ける」
●Eチーム「突然スポットライトが当てられ、当たった人はその場にいる人間にプレゼンをしなければいけなくなる」

参加者同士の雰囲気も非常によく、今回のイベントでさらに交流を深めたことが感じられました。

昨今では出社したくなるオフィスというものが流行っていますが、このアイデアが実現することでさらに面白く、従業員が自ら行きたくなるワークプレイスが誕生するのではないでしょうか。

URL:https://note.com/and_workplace

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