【レポート】健康診断ならぬ“お金の健康診断”を福利厚生として導入する企業が増えているらしい

2017/12/04
マガジンサミット編集部

今、将来について不安なものはなんですか?

20~30代の男女400名を対象にした「将来の不安に関する調査」(楽天リサーチ調べ)において、67.3%が『健康(病気や体力)』よりも『お金(貯蓄や収入)』の方が不安に感じると回答。20代男性に至っては71.5%が「健康」よりも「お金」の心配をしているそうです。

 

そんな、先行きの見えないお金や生活の不安に対して、もっと積極的に相談できる場を提供し活用してもらおうと、ロボアドバイザーでおまかせ資産運用 THEO[テオ]を運営する「株式会社お金デザイン」がユニークな試みをはじめています。その名も【お金の健康診断】!

 

これは“身体よりもお金が不安なあなたへ”をコンセプトに、ファイナンシャルプランナーが「ドクター」としてオフィスを訪問し、社員一人ひとりの「お金の健康度」をチェックするもの。巡回健診車にみたてられた「診察トラック」がオフィスを巡り、まるで健康診断のように日々の消費傾向や貯金額、ライフイベントなどから、将来の生活スタイルのアドバイスを受けられるサービスです。

 

2017年の11月からトライアル導入企業として、ユニリーバ・ジャパン、面白法人カヤック、株式会社CAMPFIRE、株式会社ビズリーチ人事企画部などが参加しています。

 

その、お金の健康診断の「診察トラック」が有楽町の国際フォーラム地上広場にて一般開放されると聞き、実際に体験すべくさっそく取材に伺ってきました。

 

「お金の健康診断」というキャッチーなコトバと「診察トラック」…とても目を引きます。

いざ実体験!自分のお金は健康・不健康?

広場に着くと診断スタッフさんに案内され、タブレット型の問診票に毎月の収入や日々の支出、貯金額、将来想い描く目標などをチェック式で記入してゆきます。

 

同じテーブルにいた会社員らしき男女は「飲み代に幾ら使ってるとか分んねえ…」「昼代とかけっこうな金額じゃない? だって毎日だよ?」「手取り額って…幾ら?」などと会話。新ためて記入するとなると、意外に日々の収支額を知らないことに気づかされます。

 

記入が終わると診断がでるまでしばし待機。5分ほどするとスタッフさんに呼ばれ、いざ「診察トラック」のなかへ。白衣を着たファイナンシャルプランナーのドクターに話しを伺います。

 

家計簿もつけ、毎月、コツコと貯金もしている記者は、どうやら早急に改善しなければならない問題は見当たらないと思うのです、が…「記者さん…メタボ気味ですよ」と診断されショック!(メ、メタボなんですか? わたし)

 

先生によると、収入に対して日常の遊興費(飲み代など)の支出が高いとのこと。また、貯金という名の「放置されたお金」が無駄にたまり、余計な“脂肪”が付きすぎている状態のようです。飲み会などで散財し、リアルに太り気味で運動不足な記者…。お財布も同じ状態とは驚きです。

 

カラダもお金も、健康的な状態を目指すため、たまった脂肪は運動をしてエネルギーに変える必要がありそう。どうしたら美しい理想の体型(財布)になりますか? 投資は?土地活用のベストな方法は? と、気がついたら矢継早に質問しており、先生には、ここでは書けない市場の見通しや投資のマル秘テクニックなどを丁寧に教えていただきました。

 

診断後にはオリジナルの診断カルテをもらえます!点数が出るので分りやすいですね。

お金の話をもっとオープンにできる環境を

「株式会社お金デザイン」の中村仁社長は、今回の試みについて「日本は、お金のことをオープンに話すのをタブー視する独特の文化がある。若年層を中心にお金や将来設計が見えにくいなか、これからはごく自然に“お金”と向き合う習慣を生活の中に取り入れられる場が必用だと思う」と話しました。

 

また【お金の健康診断】では、株式会社お金デザインとGift Your Life株式会社が共同開発した独自の診断プログラムをもとに診断を行っており、「診断をAIやロボットに任せることで、ファイナンシャルプランナーは、よりお客様と向き合える環境になれる。これからは、もっとお客様ご自身の生活や将来設計に向き合える“血のかよった”サービスが大切になる」と、AIが得意なこと人間が得意なこと、それぞれ両方のシステムと知恵を活かした新しいサービスを提供してゆきたいとしています。

 

お金について考えるのは、自分の将来を積極的に考えること。健康診断ならぬ【お金の健康診断】を企業向けの福利厚生サービスとして活用することで、1人ひとりが、マネーフォワードをしっかりと設計するきっかけとなるかも知れませんね。

 

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