アラサー女子の恋愛のきっかけ。なんと5.5%がマッチングアプリ!

2018/10/03
内藤 みか

出会い系サイトがマッチングアプリとも呼ばれるようになってから、オンラインでの出会いは、より気軽になったと感じています。また、マッチングアプリで知り合ったことを隠さないカップルも増えているのだとか。なぜ人はオンラインで恋活するようになったのでしょうか。

出会いがマッチングアプリという現状

雑誌『GINGER』が2018年7月号でアラサー読者に行ったアンケートによると、恋人ができたきっかけで最も多かったのは「職場」で36.7%。次いで「友人の紹介」が30.0%、さらに「学生時代からの知り合い」という関係が15.3%と、合計で82%もが、リアルの人間関係の延長線上に、恋が芽生えています。

しかしそこから下となると「合コン」が8.5%、「出会い系アプリ」が5.5%と、面識のない人と新たに知り合うという恋活を経ているのがわかります。今まで、出会いというと「合コン」だったと思うのですが、5.5%、つまり、20人に1人は「出会い系アプリ」で恋人と知り合っているということになります。これは皆さんの想像よりずっと大きい数字なのではないでしょうか。

なぜオンラインを利用するの?

誘拐がらみの事件や自殺がらみの事件など、今でも、出会い系サイトが抱えるリスクはいくつもあります。プロフィール画像に自分の写真ではなくイケメンの画像をアップし、好感を抱いて連絡してきた女性にお金をねだる、という事件もありました。危険だとわかっているのに、出会い系サイトを利用する人は増えているのはどうしてなのでしょうか。

ひとつには、多忙なため恋活も隙間時間に行っているのかもしれません。もうひとつとして、自分の好みを絞り込むことができるという利点もあります。たとえば「30代で水瓶座のB型で、ピアノが趣味の、年収500万円以上の人」などと絞っていけるので、手当たり次第に出会うという他の方法よりも、自分の好みの男性を探しやすいのです。

家を買うときも、たとえば「吉祥寺駅のワンルームで、南東向きで、ペット可の物件」などとオンラインで絞り込むことができます。自分の好みをしっかり把握できている人間にとって、オンラインでのサーチはかなり助かるサービスのはず。恋人候補をしっかりと絞り込んでいくことで、最適な条件の男性を引き寄せやすくなっているのかもしれません。今や、オンラインが恋人を斡旋してくれる時代なのです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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