株式会社バンダイナムコエンターテイメントは「一駅分のSUKIMA時間で寄り添う」をコンセプトに、数分で楽しめる漫画×音楽という新しい組み合わせを用いた新プロジェクト『SUKIMA music』を発表した。2つの作品が公開予定で、作品ごとに楽曲制作や漫画家などのクリエイターが異なる。
先ず10月10日に公開された第一弾の作品は4人の高校生が織りなす四角関係の甘酸っぱい恋愛模様や切ない心の動きが描かれた「心相スペクトラム」。『SUKIMA music』のTwitterで漫画を公開、それに合わせてYouTubeでは漫画「心相スペクトラム」の楽曲「彼氏彼女じゃあるまいし」のミュージックビデオも公開された。漫画の世界観が感じられる歌詞と楽曲に合わせて漫画のキャラクターの想いが躍動感溢れる形でPVに映し出され目が離せない。
目でも耳でも楽しめる作品だ。「心相スペクトラム」は2話、2曲となっていて今回の「彼氏彼女じゃあるまいし」は漫画の登場人物の男子学生目線。そして次回の2曲目は登場人物の女子学生目線で表現されている。異なる登場人物の目線で作品が描かれ、四角関係がどのように進むのか展開が気になる作品だ。
更に第2弾では高校生の切ない恋を題材にした「高架下ラルム」が発表される。これは男子学生2人と女子学生1人の三角関係の恋の物語。2話2曲の公開予定でこちらは2曲とも1人の男子学生目線で描かれ、3人の恋の展開にドキドキ、切なさを感じる作品だ。
このようにSNSユーザーも気軽に作品を楽しめるこの企画。第一弾、第二弾と漫画、音楽、歌詞、PVと様々な方面から作品の世界観に触れられ、物語を深く知れる今までにない取り組みとなっている。
そして株式会社バンダイナムコエンターテイメントは別企画としてヴィジュアル系音楽原作キャラクタープロジェクト『Visual Karma』の展開も同時に開始。
少しダークな世界観から発信されるこちらのプロジェクトは、キャラクターデザインに人気漫画家・イラストレーターの「ためこう」氏を起用し登場するキャラクター7人はバンドメンバーでもあり、それぞれ違った魅力、個性もあるためバンド全体だけでなく個々のキャラクターファンも増えそうだ。
本プロジェクトはキャラクターだけでなく楽曲にも強くこだわっており、楽曲提供には、第一弾として緑川裕宇(『0.1gの誤算』)、bo_ya(『the Raid.』)の作詞・作曲による楽曲提供でヴィジュアルサウンドを展開、アニメソングというよりも本格的なヴィジュアル系楽曲となっており、音楽ファンにも楽しめるコンテンツの作りこみを目指す。
今後の展開としてバンドメンバーの関係性を表現したヴィジュアル系楽曲の発信。更にはボイスドラマなども展開予定。
曲だけでなく世界観と各キャラクターの背景を深堀するコンテンツを準備し様々な角度から楽しめる作品に展開していく予定だという。
二つのプロジェクトの情報は公式ツイッター「SUKIMA music」公式Twitter:@_SUKIMA_Music「Visual Karma」 公式Twitter:@VisualKarmaにて
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.