夏休みは中国!!まだ間に合う、中国語でカッコよく喋るオススメの方法

2016/07/19
放送作家 市川真吾

TV、雑誌、旅行比較サイトなど、多くのメディアで、人気の海外旅行先として紹介されている中国と台湾。

 

旅行先のレストランで、さっそうと中国語でメニューを注文したり、中国語を使ってホテルにチェックインできたらカッコイイですよね。

 

ところが、旅行本や教科書通りにしゃべってるのに、全く通じない!

その理由は大抵、あなたの“発音”にあります・・・

発音を間違えると、中国語はまるっきし通じない!

日本を訪れた外国人が、ハチャメチャなイントネーションで日本語をしゃべても、かろうじて通じてしまうものですよね。

でも、中国語の場合そうはいきません。

 

中国語は非常に発音に繊細な言語で、これを外してしまうと、「ホイコーロー!」「タンタンメン!」といくら叫んでも、「アァ!?」と聞き返されてしまうのがオチ・・・

 

発音学習に、ネイティブスピーカーの存在は必須

中国語学習において、単語、文法、ヒアリングなどは、教材やCDを使って自習可能。

しかし、こと“発音”だけは、ネイティブスピーカーに矯正してもらわないと、いつまでたっても、うまくなりません。

 

例を挙げると、「私は日本人です」を中国語で書くと「我是日本人」。

ピンインという発音記号で表すと、「Wo shi riben ren」となります。

カタカナで表すとすれば「ウォー スィー ルィーベン ルェン」ぐらいが一番近いでしょう。

 

ただし、このカタカナをそのまま発音しても、まず通じません。

舌を上あごにつけるかつけないか、口から空気を出すか出さないかなど、

 

この短い一文の中にも、文章化すると何ページあっても足りないぐらい、

細々したコツがたくさんあります。

 

これはネイティブスピーカーの発している音をよく聞き、自分でも発音してみて、

何回も何回も発音矯正してもらうという地道なステップが、どうしても必要なのです。

 

一番良いのは中国語教室に通うか、教育機関の中国語講座を受けること。

もし、それが難しい場合は、中国人の友達を作り、発音指導してもらうのも手です。

 

中国語は“モノマネ”

そんなネイティブスピーカーの学習パートナーを得た前提で・・・

発音を上達させる意識的なコツを伝授しましょう。

 

中国語は“モノマネ”だと思ってください。

コロッケさんのように、相手の喋り方の癖、リズム、音程まで、

よ〜く分析して、それを自分の声に変換するのです。

(コロッケさんばりに、誇張までする必要はありませんが・・・)

特に発音に関しては、息使いまでマネするぐらいの気持ちで、

徹底的にコピーしましょう。

 

モノマネを頑張りすぎると、相手の喋り方の癖がしみついてしまうのでは?

とお考えの方、その心配はありません。

私たちが日本語を覚える時も、最初は親のモノマネからでしたよね?

 

中国語学習にも「親」が必要です。まずは母親(女性)でも父親(男性)でも、その親の喋り方を覚えてしまえば、徐々にいろいろな中国人と交流することで、あなた独自の中国語が、カタチづくられていくはずです。

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放送作家 市川真吾
この記事を書いた人

放送作家 市川真吾

"学生時代に北京・上海に留学、その後、対中国専門の貿易商社に勤務し、 2013年度よりテレビ・ラジオ番組の放送作家として活動。主な担当番組に TBSラジオ「ザ・トップ5」、TBSラジオ「ジェーン・スー 相談は踊る」、 TBSテレビ「白熱ライブ ビビット」など。 東日本漢語教師協会主催 『第3回「説漢語 通中国」中国語コンテスト』 社会人の部(スピーチ)、準優勝。 "

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