TBSラジオ 「テンカイズα」にて紹介された山内クリニック 山内泰介理事長の今後のテンカイとは?

2020/09/29
マガジンサミット編集部

テンカイズα

この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれないアツイ人たちをYouTube限定で紹介していく番組。様々な業界で活躍する人に迫ります。

今回のゲストは、甲状腺を専門とした治療を行う甲状腺のプロフェッショナルでいらっしゃる山内クリニック理事長、山内泰介(やまうち・たいすけ)さんです。

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宇賀なつみ(以下、宇賀):山内クリニックはどのような治療を行っているクリニックなんですか?

山内泰介院長(以下、山内):さいたま市の大宮駅近くで甲状腺の専門クリニックを開設し、年間約2万人の患者さんを診させてもらっています。

宇賀:2万人もいらっしゃるんですか。甲状腺というと、どのような病気があるんでしょうか。

山内:代表的なものにバセドウ病があります。

宇賀:バセドウ病というと、有名人の方でも闘病されている方がいらっしゃったりしましたよね。これは事前に予防することはできるんでしょうか。

山内:バセドウ病とか、ほかに有名な橋本病とか、そういった甲状腺の病気は残念ながら体質と生まれてからの環境が主な原因とされていますので、完全に防止することはできないです。ただ、悪化させるのを防ぐ方法として、昆布などの海藻類に含まれるヨウ素を摂りすぎないことが大切です。

宇賀:ヨウ素の過剰な摂取というと、具体的にどのくらいの量なのでしょうか?

山内:たとえば、乾燥昆布は約2.5センチ角で3000マイクログラムのヨウ素が入っているといわれていますが、日本人の必要摂取量は1日当たり130マイクログラムです。

宇賀:えー!じゃあ、私たちはかなり摂りすぎていますね。

山内:そうですね。それだけで1か月分くらいの摂取量になってしまいますね。ただ、人間の身体は上手くできていて、最大許容量が3000マイクログラムくらいといわれています。それくらいの摂取量が継続した場合は良くないといわれています。

宇賀:正直、甲状腺についてはあまりよく知らなかったです。首のこのあたり…というくらいの知識です。

山内:俗に喉仏といわれる甲状軟骨がありますが、その2センチくらい下に親指を入れて押さえてもらって、つばをゴクンと飲み込むと薄い膜のようなものが動くのが分かると思います。

宇賀:はい、分かります。

山内:それが甲状腺です。ここが厚く感じられたり、腫瘤を感じりした時は何かしら甲状腺に病気があると考えられます。

宇賀:じゃあ、セルフチェックすることもできるということですね。

山内:そうですね。簡単に触れますから、毎日じゃなくてもたまにチェックしていただけたらいいと思います。

宇賀:甲状腺に対するアツイ思いというのが伝わってきたのですが、どうしてそこまで気持ちを持ち続けることができるのでしょうか?

山内:甲状腺の治療は、病気になって欠けた部分を補いながら一生付き合っていくことになります。なかなか上手くいかないこともありますが、上手くいった場合は治っていく喜びを患者さんと共有することができますので、モチベーションが下がりません。

宇賀:やっぱり患者さんの笑顔のためとか、患者さんのためになるってことが一番ですか?

山内:そうですね。治っていく過程を患者さんと同じように体験できるという部分が、甲状腺診療のやりがいといえるのかもしれません。

宇賀:山内さんの今後の「テンカイ」は何ですか?

山内:甲状腺は首にある小さな臓器ですが、そこで分泌された甲状腺ホルモンは血液とともに全身に流れ、いろいろな作用を起こします。甲状腺ホルモンが高くなると、胸がドキドキしたり手が震えたり、汗をかきやすくなったりします。逆に低くなると、脈が遅くなったり、寒さを感じたり、むくみやすくなったりといった症状が起きますが、そういった症状は甲状腺以外でも表れることがあります。従って、多くの皆さんに甲状腺を理解してもらうことで「ひょっとしてこれは甲状腺の病気かもしれない」という疑いを持っていただきたいです。

宇賀:確かに、今なかなかそこまで思いつく人は少ないかもしれませんね。そのために、どのようなことを行っていこうとされているんでしょうか。

山内:甲状腺に関する解説本だけでなく、漫画、絵本、小説といった読みやすい形での本を出版しています。

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【山内先生の著書】

漫画『これって、「甲状腺の病気」のせいだったの?』(K&M企画室)

監修・コラム/山内泰介 漫画/井上きみどり 定価:1300円+税

  • 漫画家の井上きみどり氏が、自身も含めて11人の患者を取材して描いた体験談漫画。山内泰介医師監修の説明がわかりやすく、より詳しく知りたい方のために病気の解説コラムも付いています。

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宇賀:漫画や絵本だったら、お子さんでも読みやすそうですね。

山内:そうですね。甲状腺の「甲」の字は、甲冑の鎧を意味しているので非常に堅苦しい印象があるのですが、そういったイメージをなるべく払拭していければと思っております。

宇賀:本日は、甲状腺の病気に信念をもって立ち向かい、啓蒙のために書籍を出版するなどさまざまな活動をされている山内さんをお招きしてお送りしました。ありがとうございました。

テンカイズ

TBSラジオで毎週水曜日よる9時から放送中。

FM905、AM 954、TBSラジオも視聴可能

テンカイズ公式ページ:https://www.tbsradio.jp/488165

Twitter:@TBS_TENKAIZU

山内クリニック

URL:http://www.yamauchi-clinic.or.jp/

理事長:山内泰介

経歴:愛媛大学医学部を卒業後、外科医として入局。

大学院医学研究科や病院での勤務を経て

1994年に埼玉県川口市で山内クリニック開設。

2012年には埼玉医科大学川越総合医療センター

内分泌・糖尿病内科 客員准教授も兼任

 

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